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恋と終わり  作者: すし
4/5

4日目

それ以来、晴彦はますます私に執着するようになった。授業中も休み時間も、常に彼の視線を感じるようになった。友達と話しているときも、ふとした瞬間に彼が現れる。ある日、昼休みに友人とカフェテリアで話していると、晴彦が突然現れた。


「ゆるりちゃん、今日は僕と一緒に昼ご飯を食べよう。」


彼の声には微かな怒りが混じっていた。友人たちは一瞬静まり返り、私は困惑しながらも頷くしかなかった。




さらに、ある日、学校帰りに晴彦が私の家の近くまでついてきたことがあった。


「ゆるりちゃん、君のことを守りたいんだ。だからどこに行くか、誰と話すか、全部教えて欲しい。」


彼の瞳は真剣そのもので、逆らうのが怖くなった。



家に帰っても安心できない。



電話やメッセージが途切れることなく続く。






私の心は次第に疲弊していった。



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