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杏の家族



 熊谷 有紗(ありさ)


 杏の母親。おおらかな人物で、滅多に怒ることはない。普段は優しく笑顔が絶えないが、怒ったときは厳しいので夫娘に恐れられている。昔はアスレチックの大会に出るほどで、杏の潜在的な身体能力は血筋の可能性が高い。


 杏がいなくなってから、家事が手に付かないほどに人が変わってしまう。それでも、杏が帰ってくることを信じていたが、娘を探していた旦那とあこが事故にあい亡くなってしまったことでついに精神を壊してしまう。


 以来寝たきりになり、病室のベッドから一人で立ち上がることもできない。会話も成り立たず、それどころか昔杏が大切にしていた人形を杏だと思い込み話しかけている。現在、以前のように回復する見込みはたっていない。



 熊谷 正人(まさと)


 杏の父親。親バカを絵に描いたような性格であるが、それでも一家の大黒柱として常に家族のことを考えている。アスレチックの大会に出ていた有紗に一目惚れし、幾度とアタックをかけ交際に至った。


 いなくなった杏を探している最中、わき見運転をしていた車と事故にあい、そのまま帰らぬ人となる。



 熊谷 あこ


 杏の妹。杏より二つ年下で、今年から高校生になったばかり。年齢のわりに甘えん坊なところがあり、姉離れできていない。姉とは逆に人見知りな性格であり、それもあって余計に姉から離れられない。


 いなくなった杏を探している最中、わき見運転をしていた車と事故にあい、そのまま帰らぬ人となる。父親と一緒だったところへ車が突っ込んできたため、二人いっぺんにはねられてしまった。

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