犯罪係数
突然ですが、最近始まりました「PSYCHO-PASS」という作品の三期なんですが、これほど書いてみたいな、と思わせる作品はあまりないと思います。
これはいわゆる刑事物なんですが、だからといって地味なわけではありません。シヴィラシステムという、機械に管理された世界。
そこではサイコパスという、人の色相を計ることで、「犯罪係数」と呼ばれる数値を一定以上出した者は、その時点で処罰されます。つまり、未然に犯罪を防ぐことができるわけですね。
犯罪を犯そう、と考えた時点で色相が曇るので、考えただけでアウト。社会は隅々までシヴィラシステムによって管理されてるので、逃れることもほぼ不可能。
そんな中で、サイコパスを計ることのできるドミネーターという銃を使い犯罪に立ち向かっていく刑事の物語です。
人を裁くのは果たして機械か、それとも人か。
この作品は、現実にこの社会がこうなりかねない、というのも表していると思うんですよね。舞台は今から百年後です。
実際に、現代社会は十年前にはスマホなんてなかったですし、二十年前には携帯も普及したかしてないか? 何年後になにが発達するなんて、わかりませんよね。
さて、そんなPSYCHO-PASS。刑事物ゆえにミステリーは多いですが、派手なアクションシーンも多く、またシヴィラの正体やらシヴィラの隙をついて犯罪を犯す者が現れたり、見所も盛りだくさんです。
こういう作品こそ、小説に書いてみたいなーと思っちゃうんですよね。現在書いてるのはまったく毛色の違うものばかりですが。
地の文が生かせること間違いないし、主人公の成長も描けたりと。今書いてるものにこういったミステリーものとかはないので、ちょっと憧れたりもしてるわけです。
もちろん、作品として楽しんでいるから、取り入れるものがあったりなかったり?




