この作品を書こうと思った理由
この「異世界召喚され英雄となった私は、元の世界に戻った後異世界を滅ぼすことを決意した」ですが……ぶっちゃけ、とあるアニメ作品を観たのが、話を作り出したきっかけです!
その他にも、今話題の異世界召喚あるいは転生ものでなにか書きたいなというのがあり……かつ、小説一冊分と言われる約10万字を書けるポテンシャルを保てるもの。
そしてこの作品のテーマである『復讐』ですが、これは読み手にインパクトを与えるものはなにかを考えたところによるものが大きいです。そのために、タイトルもまず興味をもってもらえるようなものにしました。
これは調べてみても、ますタイトルでインパクトを掴ませ、興味をもってもらう、を実践したとです。
そして、たくさんの人に読んでもらいたいが王道なものは作りたくない……という個人的な感覚がありまして。異世界もので王道とは違った表現はなにか……それがインパクトによる『復讐』に繋がりました。
世にある様々な作品では、異世界に召喚されたら元の世界に帰るかその世界で暮らすかのどちらかで物語が動いていく……というのが多いと思います。しかし、それでは王道作品になってしまう。
ならばちょっと見方を変えて、異世界召喚されて元の世界に戻ったあと……且つ、そこで不幸があった場合。言ってしまえば、異世界に召喚されたせいで不幸が起こってしまったケース……それを主題にしてはどうか。
それに、異世界召喚はいいとこしかないんじゃなく、残された人たちはどうなってるのか、と疑問であったものもあります。これは極端なものですが。
『復讐』なんて一見してダークで胸糞展開になることは覚悟しなくてはいけない。でも、読み手にインパクトを与えるためにはこれくらい必要なんじゃない?と思い結果、この作品を書くに至りました。
主題を思い付いてからはあとは、書くだけです。ぶっちゃけ杏の復讐物語なので、堅苦しい異世界設定とかはなしにして、彼女に関わる人物の描写とか、その辺りに力をいれました。
この作品、最初は一部しか書いてない作品で、連載に至るかは未定でした。でも、とある方から一週間あれば10万字の作品を書けるからそれなりに中編で完結の作品を増やした方がいい、とアドバイスをもらいました。
それがきっかけで連載開始したのですが……完結まで一週間どころではなかったですね……
期間が空いてしまったゆえに二部からは再びインパクトを与えないといけない。そう思って二部はひとまず復讐者となったところ、触りを書いて、三部から杏が復讐者となった理由を……と考えたのです。
が、なぜあんなつらい場面を書いてしまったのか……しかもなぜああいう場面はすらすら指が進んでしまうのだろうか。家族のつらいシーンをすらすら書いてた自分に驚きです。
そんなこんなで、現実世界での描写もそこそこに、異世界に舞い戻ってからの復讐スタートとなりました。
と、まあ脱線した気もしますが…サブタイトルの理由ってのは、結局最初に書いたこと、になりますね!