表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
裏切りの翼  作者: 神虫
3/3

街とスキル

 

 目の前には白い壁に囲まれたスターリーが見えた。その前には小さい門があり、側に銀の鎧に身を包んだ騎士が検問をしているのが見えた。


 どうやって検問を乗り切るか。俺は死んでいることになっていることだろうし、まあまあ有名だったから顔を見られたらばれてしまう。


 ・・・そうか。『魔力変換』を使えばいいのか。魔力を使えばスキルだって作れるだろう。


 知り合いの冒険者が持っていた『変装』スキルを作ってみるか。



【特殊スキル『変装』を作成しました】



 思った通り作る事ができたな。どれくらいの魔力を使ったのだろう。


 -------------------------

 ライア・ウルガット

 レベル:2

 HP:130/130

 魔力:430/1430


 筋力:330

 耐久:280

 俊敏:300

 魔防:270

 幸運:100


 血統スキル

『封印魔法Lv.Max』


 伝説スキル

『魔力変換Lv.1』


 希少スキル

『祈祷術Lv.Max』『魔力掌握Lv.Max』


 普通スキル

『集中Lv.Max』『光魔法Lv.3』『火魔法Lv.2』

『杖術Lv.5』『変装Lv.1』

 -------------------------


 スキル作るのに魔力を1000も使うのか。どうせ時間たったら消えるのに。


 じゃあ『変装』使って行くか。どんな感じにするか。髪はそのまま銀髪にして、顔はブスよりもイケメンの方が印象がいいからイケメンにするか。門に着くと案の定門番に止められた。



「止まってくれ。ここに来た目的は?」



 知り合いに聞いていた通りの質問をされる。規則で決まっているのだろう。すぐにあらかじめ考えていた答えを言う。



「帝都のに行く為の食料調達の為にな。旅の途中なんだ」



 ふーんっと相槌を打ちながら布に包まれた水晶玉を持ってきた。確かこれは手をかざして犯罪を犯していると、赤く光る『赤晶玉』だ。まあ犯罪は犯してないから大丈夫だ。



「よし、通っていいぞ」


「ああ、どうも。それと冒険者ギルドはどこにある」


「冒険者ギルドは中央の広場を右に曲がったらすぐにある。大きいから見たらすぐ分かるぞ」


「ありがとう。助かる」



 ついでに身分証を作る為と金を稼ぐために門番から冒険者ギルドの場所を聞いておく。門をくぐると途端に賑やかな声が聞こえる。子供の泣き声や、道端に出ている露店からは呼びかけの声が聞こえる。


 そんな騒音の中、門番に聞いていた通りに道を行くと看板にデカデカと冒険者ギルドと書かれた建物に着いた。少し躊躇いながらも、決意を決めて重厚な扉を開き中に踏み込んだ。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ