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■ 共通②C じっとする
――私は固まってその場を動けない。
「つかまえ……」
「させるか!」
「はっ!」
ハクサイジャーの後ろから二人の男が現れた。
「げげっヨーグルトソース、ショウユグラス!」
「抜け駆けはゆるさん……」
マイクサイズの魔法のステッキが延びて突っ張り棒のようにハクサイジャーの首を押さえた。
「こうしませんか、ハクサイジャー。見逃してやりますから手柄は仲良く三人で」
「へーへーわかったよ」
「……彼女はどこにいった?」
危ないところだったが、仲間割れしてくれて助かった。
「ククク……かかったな」
「貴方はアザーッス!?」
彼等の作戦にひっかかり私は敵に捉えられてしまった。
「いやーなんかしりませんけど、さすがアザーッス様」
「よく仲間割れする作戦を思い付いたな」
「いやあれは作戦じゃ……もが!」
「いやーこれでボスに怒られずすみますね」
「フン……いつまでもアズローにデカイ顔をされるわけにはいかんからな」
◆誰かに声をかけようかな。
【ハクサイジャー】
【ショウユグラス】
【ヨーグルトソース】
【やめよう】