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三つ巴の邂逅

「情報を提供した病院についてはどうするの?放置しておくと後々厄介な事になるかも知れないけど」


シオンが強く警戒感を込めた口調で言うと一日は


「今の状況で下手に圧力をかけるのは却って逆効果になる可能性が高いわ。だから取り敢えずは放置。但し、時が来れば仕掛けるわよ」


とシオンの懸念を抑えつつもどこか不安交じりに返答する。


その直後、一日宅内に警報が鳴り始める。


「警報!?しかもこのパターンは・・・」

「うん、もしかして・・・」


言葉と木の葉が立て続けに言うとシオンは近くのモニターに目を移す。


「例のアメーバの出現警報だよ!!場所は東京駅周辺」


目付きを変え、焦燥が混じった声で叫ぶ。


「東京駅、それって不味いよ!!彼等が秋月家に戻っているんだとしたら間も無く東京駅に着く!!もし鉢合わせになったりしたら」


危機感を持った声で命が言うと


「止むを得ないわね・・・直ぐに出撃しアメーバの迎撃に当たるわよ。民間人への被害も出させる訳には行かない」


出撃を決断する一日。有言実行の為、その直後にテレポートでその場にいた全員を東京駅、アメーバ出現ポイントにワープさせる。しかし、既にアメーバは出現し、周囲は通行人がパニックを起こし逃げ惑っていた。


ポイント到着後、周囲を見渡す一日


「まだ民間人に被害は出ていない様ね」

「ええ、でもこの状況じゃ・・・」

「分かっている、急ぐわよ」


と木の葉と焦り交じりの声で会話をし、アメーバの元へと急ごうとする。だがパニックを起こしている民間人が行く手を遮ってしまい、中々辿り着く事が出来ない。そんな状況を好機と見たのか、アメーバの内数体が民間人を捕える。


「うわあああっ」

「きゃあああっ」


民間人の叫びがその場に響き、パニックは一層強まる。するとシオンは両手に銃を構え、アメーバに向けて発砲し、銃弾を当てて消滅させる。


消滅したアメーバから解放された人は近寄った木の葉、言葉、命が抱えて事無きを得る。


「あ・・・有難う。情けないね・・・大人なのに君みたいな子供に助けられるなんて・・・」

「今は情けなく思うよりも逃げて下さい!!あれに囚われてしまったらそう思う事すらも出来なくなってしまうんです!!」

「え・・・ええ、ごめんなさい・・・」


命の叱責を受けた民間人の女性はその場から急いで離れていく。


アメーバの密集地帯に辿り着くと


「皆、民間人の非難を最優先に考えて!!」


一日はそう告げ、他のメンバーも同意し、アメーバと戦い始める。


アメーバの数は順調に減っていくが、新手が出現する。


「新手です!!しかも新種も確認出来ます」


その外見は従来のスライムの様なアメーバとは異なり、獣や人の様な明確な形を取ったアメーバだった。


「くっ、ここに新種が現れるなんて・・・これも因果なの?」


そう一日が思った次の瞬間


「何の騒ぎだと思って来てみれば予想以上の事になってんな」


と言う声と共に帰宅途中だった聖達がその場に現れる。

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