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世界の現状

初めての感想を頂き、色々とご指摘を受けましたので今後はそれを反映させていきたいと思います。

文体が突然大きく変わることをお許し下さい。

しばしの沈黙の後


「そうですか・・・」


そう呟いたのは希有だった。その呟きにはどこか期待と諦めが混じる。その呟きの後


「一度連絡を取ってみますか?」


とソルジャが告げる。


「連絡って、私達の世界に?」


そうロザリーが問いかけるとソルジャは


「ええ、このままこうしていても始まりません。それに、もしかしたら何か動きがあるかもしれません」


と返答する。


「そうね・・・」


そうロザリーは告げる。だがその顔を見た周囲は悟っていた。ロザリーとソルジャの内心が自分達の世界の現状を不安に思う気持ちで一杯であるという事に・・・


直後、一行は直ぐに異世界への通信機を用いてロザリーの世界のレジスタンスに連絡を入れる。


「ソルジャさん!!それにロザリーさんも!!」


返答したレジスタンスのメンバーは驚いた声で応対し、そのまま「そちらは大丈夫ですか?状況は・・・」と問いかけてくる。


「残念だけど・・・状況はかなり悪いわね・・・」


先にそれを告げたのはロザリーであった。その声には無念と悔しさ、情けなさが混じる。


「良くないと言うと・・・」


その内容を聞こうとするレジスタンスメンバーにロザリーは「私達の世界に続き、チュアリの世界も制圧されてしまったの。それに・・・」


「それに・・・という事はそれ以上の何かがあったのですか?」


ロザリーの話に割って入り、更なる質問をするレジスタンスメンバー


「奴らの新たな戦力の中に居たんだ。俺達が訓練した物と全く同じ体術を使う子供兵士が」


そう言葉を続けるのはソルジャだった。


「我々と同じ体術を使う子供兵士・・・ですがそれは単に教えただけでは?」


そう返答するレジスタンスメンバーに対し


「いや、あの動きは付け焼刃でで出来る動きじゃない。明らかに訓練を受けた者でなければ出来ない動きだ。だが、それに関して一つの可能性がある」


ソルジャはそう続けると先程の話をレジスタンスメンバーにする。


「なるほど・・・チュアリ君達が使う魔術を技術を用いて再現する事が出来ればあるいは・・・という訳ですか。しかし・・・」


そう返答したレジスタンスメンバーの顔は完全に沈んでいた。


「やはり簡単には出来ませんか・・・」


そういうキーパーに対し


「ええ・・・今、この世界の技術は殆ど奴等に接収されてしまっていますからね・・・それに技術者達も・・・」


と悔しそうな顔で返答するレジスタンスメンバー


「技術者達がどうなったんだ?」


粗雑ながらも思う優しさを含んだ言葉で聞くテレサに


「技術者・・・いえ、今この世界そのものが戦う力を失いつつあるんです・・」


レジスタンスメンバーはそういうと顔に無念さを滲ませる。

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