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壊されていた内面

聖が「それで、君はどう思っている?今の世界を」と聞くと京谷は「あの異世界からの来訪者は本当は悪い侵略者で今は本性を隠している。きっと数々の事件もあいつらが・・・とは思っています。でもそれを発信する事も出来ない・・・もう裏側でさえ押さえられています」と返答し、生花は「そう・・・なら贖いはこの事件が終わってからでいいわ。今は治療に専念して」と言って病室を後にし、京谷は「・・・分かっています・・・」と後悔を浮かべた顔をそのままにして言う。


そして他のメンバーも外に出て廊下で生花に追いつくと望は「生花さん・・・」と肩に触れて声をかけ、生花は「あの子だけの責任ではありません・・・」と呟く。希有が「どういう事です?」と聞くと生花は「あの子の異変に気付かなかったのは私です。弟に気を取られ、命の叫びに気付かなかった私も同罪者です・・・」と京谷と同様の後悔を浮かべた表情で言う。


そこにキーパーが「沈んでいる所申し訳ありませんが、これでより可能性が高まりました」と言い、テレサは「何の可能性が高まったんだ?」と聞く。するとキーパーは「先程の会話でも申し上げた通り、奴等が内面の怨嗟を増幅させている可能性についてです。生花さんの息子さんは目がこれまでに明らかに違うと言っていました。恐らくは怨嗟の増幅により理性、知性による抑制が出来なくなった為ではないかと思います」と言い、聖は「確かにそう考えれば生花さんに命君が発していた言葉にも説明がつく。気付いてくれなかった母親に対する怨嗟を増幅されていたのなら」と続け、チュアリは「やっぱり、彼の内心は壊されていたのか・・・」と思う。


ソルジャが「だとすると他の子供兵士達も同じ方法で・・・」と言うとロザリーは「可能性はあるわね。幸いにも私達には日本首相が送ってくれた府行方不明者のリストがある。リストに掲載されている子供達の周囲に何らかのトラブルが起こっていないかどうか調べてみる価値はありそうね。上手くいけば説得する道筋も立てられるかもしれない」と言い、生花は「そうですね・・・調べてみましょう」と言う。そして一行は病院を後にして帰宅し、早速リストとの照合を開始する。するとリストに掲載されている子供達全員に周囲と何らかのトラブルがあった事が分かる。

ロザリーが「全員に当てはまっている・・・些細な事から大事まで含めてだけど」と言うと聖は「増幅させているのであれば元がどの程度なのかは些末な事なのだろう。それよりも問題はここからどうするかだ・・・」と言う。


その夜、京谷が入院している病院、病室に何者かの影が迫っていく。そして京谷の病室に着くと扉を開け、そこにいた京谷は「!!お前は!!」と驚愕した顔を見せる。

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