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暗の正体

一日が「やっぱり、君の目は誤魔化せないか」と言うと暗は「はぐらかさないで下さい。一日さん、いえ、秋月世革さん」と言い、命が「!!その名前は・・・」と驚いた声で言うと一日は「構わないわよ。今の返答がはぐらかしたのは事実なのだから」と軽く流すと続けて「・・・あの動きをフリーチェ様達に今知られる訳には行かないの。正体の検討はついているものの、もし仮にそうだとしたらフリーチェ様達の根源を揺るがす程にもなりかねないのだから」と言う。


暗が「それが・・・こうして独自に戦力を集め、行動している理由ですか」と言うと一日は「ええ、極秘中の極秘とも言える行動だから中々進展しないけどね・・・」と何時になくシリアスな顔で言う。


シオンが「一日ちゃん・・・何時になくシリアスだね」と言うと一日は「ええ、今日の回帰先輩とチュアリ君の戦いを見てより核心に近付いたの。あの二人の戦いが互角になってしまう理由、それが両者の実力でも気持ちの問題でも無いのだとすれば・・・」と言い、暗が「そこには何か理由がある、そしてその理由の検討はついている。そういう事ですか」と言うと一日は「ええ、その根拠が私自身である以上はね」と言う。


少し間が空き、命が「しかし・・・暗ちゃん、凄いね。一日ちゃんの事をもう知ってるなんて」と言うと暗は「報告の時間にしっかりとこれまでのデータ、情報をチェックしておいたもの。戦いにおいて情報のチェックを迅速に行うのは基本でしょ」と言い、木の葉が「凄いわね。この世界で振るっていた手腕も納得だわ」と言うと暗は「この世界・・・か」と持った言い回しで呟く。


命が「そろそろ僕達は行きますね。制圧地域の最終確認がありますから」と言うと一行は席を外し、部屋の中には一日と暗が残される。

その直後暗が「さて、彼等が席を外してくれた訳ですし・・・色々と聞いて構いませんか?いえ、貴方の事なので・・・」と言うと一日は「ええ、分っているわ。色々と聞きたい、知りたいんでしょう。暗・・・いえ、サンク君」と言い、暗が「・・・フフっ、それはさっきの仕返しですか?」と聞くと一日は「それもあるわね。そして確認も」と言い、暗が「確認?」と聞くと一日は「ええ、貴方が戦えるのか、キーパーと言う人やチュアリ君と」と言う。


暗は「それは・・・まだ確証は持てませんね。この世界で私は閉ざされていた、あの二人以外の人間は私を解き放ってはくれなかった。侵攻が起こった時も私の能力に目を付けた存在に引き離された。でも貴方は私に真の開放を行ってくれた。だからあの二人も・・・出来れば解放してあげたい。自分を殺す苦悶から」と言い、一日は「チュアリ君は出来るかどうかわからないけどキーパーさんは私も協力するわね」と笑顔で言う。


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