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収まらぬ影

フリーチェ達の部屋から外に出た何者かは「あれが噂の敵ですか・・・ですが、今のところは当初の予定通り、計画を次の段階に移行した方が却って動きやすいわね」と呟く。そこに命がやって来て「一日ちゃん、そろそろ皆が待ちくたびれてるよ」と声を書ける。一日は「分かった。すぐに行くわ」と返答する。


一方、聖達は何処かに集まって話し合っていた。聖が「どうだロザリー、掴めたか?」と聞くとロザリーと呼ばれた女性は「いいえ、この世界から反応は感じられないわ」と言い、聖が「反応が感じられない?」と聞くとロザリーは「ええ、今この世界から私達の同志の反応は感じられない。いえ、存在していない可能性の方が高いわ」と言う。別の男性が「そんな事があるのか?俺たちは・・・」と言うとロザリーは「ええ、あり得ないとは思う。けど今回の魔王サイドの動きは明らかにこれまでとは違う。だとするとこのケースでも何かイレギュラーが生じているのかも」と言う。聖が「いずれにしても今後の動きに警戒が必要だな。チュアリ、テレサ、ロザリー、君達は引き続き捜索に当たってほしい」と言うとチュアリは「分かってるよ!!」と言う。

その後も二つの事件はこれまで通り、いや、これまで以上の頻度、凄惨さを出していくようになり、世界中で奇病に対する対策が出ない事に人々はイライラと不安、不満を募らせ、其は一致団結する事を誓った各国首脳の関係にすら深く暗い影を落とし始めていた。

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