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動き出すシオン

レジスタンス指令が「ぐうう・・・厄介な手を使ってきますね・・・」と歯軋りを史ながら言うとロザリーは「これで支援を受けた44カ国は私たちの敵となる・・・そう考えてまず間違いないと思います」と続け、生花が「何故です!!まだそうだと決まった訳じゃ・・・」と反論しようとするが聖は「いや、ロザリーの言う通りそれらの国は私たちの敵になると思う。恐らく奴等の目的は今回の支援を通じてそれぞれの国に息を吹き掛ける事だからね」と言う。望が「息を吹き掛けるって・・・」と言うとチュアリは「つまり、此を切っ掛けにしてそれぞれの国の政府に入り込み、政治面から牛耳ろうとする・・・そう言う事ですか?」と言い、聖は「ああ、それもかなり上の方まで侵食してね」と言う。


ロザリーが「どうすればいいんでしょう・・・」と言うと聖は「この件に関しては私たちではどうしようもない。其よりも今出来る事はこの近辺に有ると思われる霜月一日の住居を突き止め、彼女を問い詰めることだろう」と言い、生花が「そうですね・・・命と一緒にいたあの子を探し出すことが出来れば・・・」と言うが希有は「しかし・・・私達は以前の交戦時に軽くあしらわれてしまっています・・・このまま真っ正面から向かっても勝ち目は・・・」と不安な表情を浮かべる。

テレサは「ああ、ぶつかるのは未だ先になるだろうな」と言うと聖は「兎に角、今は居住地を突き止めることだけを考えましょう。戦い方はそれから考えても遅くはないですから」と言う。


その頃、一日がとある家の玄関に立っているとそこに公園で遊んでいた二人組の子供が入ってきて「ただいま、一日ちゃん」と声を揃えて言う。一日が「お帰り」と返答すると二人の子供の片割れは「ねえ、さっき公園でさ、例の人たちが話してるのが聞こえてきたよ」と言い、一日が「例の人って、彼らの事?」と聞くともう一方の子供が「うん。どうやらこの家を探しているみたい」と言う。

するとそこに「それは穏やかじゃないね」と言う声と共にシオンが現れる。子供の片割れが「シオンお兄ちゃん、もう帰ってたの?」と聞くとシオンは「うん。何しろ光速で移動するステルス輸送機だからね。誰にも見られることなくあっという間に移動できたよ」と言う。

一日が「それはそうと、彼等がこの家を探している・・・か」と言うとシオンは「どうするの?このままにしておく?」と聞き、一日が「発見される可能性は低いけど、もし発見されたら乗り込んでこられるかもしれないわね。そうなれば先輩達やフリーチェ様の手も煩わせることになる。先手を討っておきたいわね」と言うとシオンは「だったらさ、こういう作戦はどう?」と一日に耳打ちする。其を聞いた一日は「良い作戦ね。任せても良いかしら?」と言い、シオンは「勿論だよ!!一日ちゃんの為にもストーカーは追い払わないと」と言う。

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