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失意の帰還

それを見たヒリズが「一日か、どうかしたの?」と聞くと一日は「解析を任せたこの世界の技術について進行状況を聞きに」と返答し、ヒリズが「それなら進行はそこそこって所だね。レジスタンスが抵抗を続ける筈さ。僕達に差し出していなかった技術だらけなんだから」と言うと一日は「その技術・・・一体何処が出所なのでしょうか?」と言う。


ヒリズが「一日も検討はついているんじゃないか?」と聞くと一日は「先日の墓地の事件ですね。だとは思いますが、だとすると直ぐには全部を出さないでしょうね」と言い、ヒリズが「ああ、だから・・・」と言うと一日は「いえ、それは得策ではないでしょう。ここは・・・自分達から差し出すようにすればいいんですよ」と告げる。ヒリズが「自分達から差し出す・・・?」と聞くと一日は「ええ、奪うのではなく、与える事によって。あ、既にフリーチェ様の許可は得ていますので」と言い、ヒリズは「既にそこまで回していたか・・・」と呆れ交じりの笑顔で言う。


その頃、ロザリーの世界から退却した聖達はその先に繋がっていた元居た世界におり、同行したレジスタンスも含め今後の事について話し合っていた。しかしその空気は重苦しく、沈んだ物であった。


希有が「他の世界と共に戦う・・・その筈だったのに・・・」と言うとレジスタンス司令は「はい・・・まさかこの様な事になってしまうとは・・・」と続け、チュアリが「しかも私達があの世界に行った瞬間に奴等は急に攻勢を強めてきた・・・これは・・・」と言うとロザリーは「私達の行動が筒抜けになっていた・・・そう考えるしかないの・・・」と沈んだ顔と声で言う。


望が「ロザリーさん・・・」と言うとロザリーは「・・・まだ、滅ぼされた訳じゃありませんから」と告げ、生花が「でも、一体どこから情報が・・・」と言うとレジスタンスメンバーは「考えたくはないですが・・・」と言いかけるがその内容を察した司令が「滅多な事は言うんじゃない!!上空から見張られていた可能性だってあるんだ!!」と制止し、メンバーは「・・・はい」と言う。


聖が「この世界の状況も更に悪くなっていますね・・・日本内部は平穏ですが、フリーチェに対し疑問を呈する事は最早表だって出来ない状況になっています。韓国の宣戦布告以来、日本に自衛戦力の提供までしている様ですから」と言うと望は「つまり、奴等との交流無しでは日本を守れないと?」と続け、聖は「ええ、今や自衛隊にも奴等の開発した武器が支給されている状態です。今はまだ訓練状態でありますが、場合によってはその照準が私達に向いてくる可能性もあるでしょう。それに、この事実によって言葉やルールでは何も守れない事が露わになり、自分以外の人との関わり方にも徐々に変化が現れているとの事です。」と言う。



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