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迫る決戦の時

その頃、リベリオン・フォートレスでは各地のレジスタンスが集結しつつあった。だがその内部に仲間が集まってきたという結束感は無く、どこか余所余所しく、そして重い空気が漂っていた。


希有が「敗戦以降、空気がやっぱり重いですね・・・」と言うとロザリーは「それだけじゃありません。空気が重い原因は・・・」と言い、希有が「そうですよね・・・情報の漏洩箇所は未だ不明、レジスタンスを一か所に集めて防御を固めると同時に漏洩元を割り出さなければならないのですから」と言うと聖は「そうです。ですがレジスタンスの各員もこれまでにない奇襲で疲弊しています。何しろ数か所を同時に襲撃されたのですから。これで反抗戦力の大半が失われてしまいました」と言う。


生花が「突然の作戦変更、やはり彼女が関与しているのでしょうか?」と言うとチュアリは「それはほぼ間違いないと思います。襲撃を受けた基地のメンバーから聞いたのですが、子供が指揮を執っている部隊も居たとの事ですから。そしてその子供の外見の特徴は命君に酷似しているとの事です。生花さんには申し訳ありませんが写真で確認してもらいました。これはもう・・・」と返答し、生花は「命がこの世界に・・・」と悲しげな表情を浮かべる。


テレサが「一寸待て、その子がこの世界に来てるって事はつまり・・・」と言うと聖は「あの時、交戦した子供達の内、少なくとも何人かはこの世界に来ている。そう考えるのが妥当な線だと思います」と言う。望が「彼等は元いた世界を捨てたの!?」と言うと聖は「いえ、恐らく我々がこの世界に移動した事を確認し、元の世界は暫く放置しておいても問題無いと判断したのでしょう。あの世界は今、只でさえ韓国による日本への宣戦布告の影響で混乱しています。そしてあの混乱を収めるには韓国を責める他ありませんから」と言う。


希有が「つまり、韓国が槍玉に挙げられている間に・・・と言う訳ですか・・・」と言うと聖は「ええ、そしてこちらの世界の制圧も完全な物にするつもりなのでしょう」と言う。ロザリーは「故にここ、リベリオン・フォートレスは何としても死守する必要があります。ここを制圧されてしまったらもうこの世界に反抗するだけの戦力を生み出す事は出来ません」と言い、チュアリは「それに構成員もほぼここに集まっています。人員的にもここが最後の砦です」と言う。


ロザリーが「明後日には世界中のレジスタンスがここに集結します。そうなれば・・・」と言うと聖は「奴等も迂闊に手出しは出来ない・・・か」と言う。

希有が「ですが、あの少女が絡んでいるのであれば何らかの奇策を討ってくる可能性もあります。その際は・・・」と言うとロザリーは「正面から打ち破る・・・しかないでしょうね。こちらに奇策を用意する余裕はありませんから。ですが正面からの衝突であれば、質量で押せます!!」と言う。

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