異界の観光旅行
フリーチェが「あの報告とは一体何だ」と聞くと一日は「各地のレジスタンスの残党がそこに結集していると言う連絡です。彼は電子機器に強いので制圧した基地の通信回線を利用して調べたと言うことですが、これで次の戦いが最終決戦になるでしょうね」と言い、ヒリズが「つまり、リベリオン・フォートレスを落とせばこちらの勝利となると言うわけか」と言うと一日は「ええ、最後の砦に全戦力を集結させる、セオリーと言えばセオリーですね」と言う。
神消が「で、どうするの?今すぐに仕掛けるの?」と聞くと一日は「いえ、せっかく各地に散らばっている敵を集めてくれているんです。少しモラトリアムをあげましょう。絶望の底へと沈むまでのモラトリアムをね」と言い、回帰が「モラトリアム・・・」と言うと一日は「と言う訳でフリーチェ様、リベリオン・フォートレス攻略戦を開始するまでの間、彼等と共に観光旅行に行ってきても良いでしょうか?」と笑顔を浮かべながらいう。
フリーチェが「あ、ああ、それは構わないが・・・観光とはどこにいくつもりだ?」時区と一日は「まあ、気の向くままに行きますよ。折角異世界に来たんです、少し見て回りたいんですよ」と言い、部屋から退出する。
そして部屋の外に出て暫く歩くと立っていた命が「一日ちゃんお疲れさま」と話しかけ、一日は「命、それに皆こそお疲れさま。いきなりの実践で疲れたでしょう」と返答する。シオンが「まさか異世界に来ていきなり実践とは、流石に思ってなかったから。でも初戦にしては上手くいったよ」と自信ありげに言うが言葉は「もう、シオンったら調子に乗りすぎじゃない?」と諭す。このやり取りを見て、一日も思わず笑みを溢すのであった。
その笑顔のまま一日は「ふふ、頼もしい限りね。これからもお願いね。あ、そうそう、今回の作戦のご褒美としてこの世界の観光旅行の許可が降りたわ。みんな思い思いの好きなところにいっていいわよ」と告げる。木の葉が「観光?でもどこにいけば・・・」と言うと一日は「確かにね。でも、こうした事を決めていくのもこれから必要な事」と言い、命は「そうだね、じゃ、地図を見て決めようか」と言う。一行は地図を広げ、それぞれ思い思いの場所を指差す。そして其を確認した一日は「じゃ、皆、今からそこに送るわね。帰り方は・・・分かってるわよね」と言い、命が「ええ、忘れたりしませんよ」と返答すると一日は「じゃ、行くわよ。繋がりし指標」と言い、其々を思い思いの場所にワープさせた後自信も「じゃ、私もいくかな」といってワープする。




