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英雄と言う飾り

そこに命の母もやって来て「聖さん、此は・・・」と言うと秋月母は「もう大丈夫なんですか!?」と命の母に問いかけ、命の母は「あまり大丈夫ではありませんが、この光景を見てしまっては・・・」と言う。


聖は「今日本首相と連絡を取っています・・・・繋がりました!!」といい、日本首相から事情を聞く。そして聞き終わると聖は「つまり、私達が再び日本に渡り、各国首脳がそれぞれの国に戻った後、突然韓国がなんの前触れもなく宣戦布告をしてきた上、現在も連絡がとれない状態になっている・・・そう言うことですね」と言う。日本首相は「ええ、そして間もなく、防衛省と私、そしてフリーチェは今回の一見に対する記者会見を行わなければなりません、皆様の事情はわかっていますが・・・」と申し訳なさげに言い、聖は「構いません。現状では政権を少しでも長く持たせて頂くのが大事ですから」と言って通信を切る。その直後にテレビで問題の記者会見が始まる。防衛省と首相は今回の一見は誠に遺憾であり、断固として抗議すると言う発言をしたにとどめるが、映像に写ったフリーチェは「これがこの世界の、持たざる者がとる行動と言う訳ですか・・・暴力による略奪、此を断じて許すわけにはいきません。今この国で議論されている権利に基づき、守る為の力が必要なのかもしれません!!我々も惜しみ無く協力させていただきます。どうか今一度、平穏と言うものを考えてください!!」と言った趣旨の会見を明確な口調で行う。


命の母が「何が略奪よ・・・」と悔しげな表情を浮かべて言うがチュアリは「ええ、ですが恐らく此でこの国の殆どの人はフリーチェとその配下を支持するでしょうね。何しろ自分達の国を守ってくれた英雄なんですから。そしてその英雄が言った事なのだからと言う事で自衛という名目で戦力増強が始まる」と言い、ロザリーは「そうなるとこの国は大半がフリーチェの支配下におかれることになるわ。それも本人達が気付かない形でね」と言う。秋月母が「どういう事です?」と聞くと聖は「外国から宣戦布告をされた以上、これ迄の平穏を維持してきたシステムが意味を成さなくなり、自衛戦力を整えざるを得なくなる。そして奴等はそれに乗じて自分達の兵力や武器を紛れ込ませてくるでしょう。更に宣戦布告をされたと言う事実は反対運動を著しくやり辛くします。敵国のスパイと言われてしまったら其までですから・・・」と言う。


ロザリーが「相手に先に手を出させることによって力の重要性をアピールする・・・やはりこれも・・・」と言うと秋月父が「しかし、何故韓国は宣戦布告なんて・・・」と言い、聖は「其は本人に聞いてみるしかないですね」と言い、韓国大統領に連絡を取る。

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