変わっていくもの
すると回帰、神消も「実は・・・私(俺)も同じ事を感じていました」と続け、それを聞いたフリーチェは「お前達も揃ってか・・・」と言う。ヒリズが「え!?と言うことはつまり・・・」と言うとフリーチェは「私も彼女が加わってからと言うもの、内か不思議な気持ちを感じることがある。だがそれは決して嫌な物では無い。寧ろこれは・・・」と言う。
その時「何を話しているんですか?」と言う声と共に一日が入ってくる。フリーチェが「つ、一日・・・いや、君が今後どうするつもりなのかちょっと気になってな・・・」と魔王らしからぬ狼狽えた返答をし、ヒリズは「そ、そうだよ。一日ったら僕たちにも中々次の事を教えてくれないんだもん。」と続ける。一日は「そうですか。でも、落ちが見えてしまう出し物はつまらないでしょう。安心してください、結果は出しますから」と言い、フリーチェの方を向く。回帰が「と、所で一体何の用でここにきたんだ?」と聞くと一日は「明日、作戦を次の段階に移行しますのでその報告に来ただけです。それでは」と言うと部屋を出ていく。だがその直後一日は「あの反応・・・それにさっきの会話・・・やはり彼らは・・・」と何かを考える、その顔は笑顔ではなく、何かを見据えるような雰囲気を醸し出していた。
翌日、聖達は三日目となる小学校の張り込みを行い、そして下校時刻になる。だがその日は昨日一昨日とは違い、命は校門正面から下校してくる。それをみたロザリーが「今日は裏口では無いんですね・・・もう無駄だと思ったのか、それとも何かの罠か・・・」と言うと命の母は「兎に角、尾行を開始しましょう。真意は私が本人に聞きます」と言い、一行は尾行を開始する。
だが今日の命の道はこれ迄とは全く違う道となっていた、聖が「昨日一昨日とは全く違う道を歩いている・・・もしかすると誘い込まれているのでは?」と言うとチュアリは「そうかもしれないけど・・・だからって今は他に出来る事がある訳じゃない。このままいくしかないよ」と言う。そして命の尾行を続けると、やがて駅前のデパートに辿り着く。すると秋月家の面々の顔色が変わる。
命の母が「秋月家の皆さん、どうかしたんですか?」と聞くと秋月母は「このデパート・・・昨日の世革の偽物が答えられなかった私達の思い出の場所です・・・」といい、父も「はい、間違いありません。外装も変わっていませんし、何よりここを忘れることはありません。」と言う。
聖が「その場所に命君が・・・いい予感は期待できませんが、兎に角入ってみるしかありませんね」と言うと一行はデパートの中に入っていく。




