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それぞれの変化

その翌日も命の母達は小学校を監視し、命が出てくるのを待っていた。そして下校時刻になり、裏口に回るとやはり命はそこから出てきたがその日は早々に走りだし、待たしても尾行に失敗してしまう。


未末が「今日も見失ってしまいましたね・・・やはり気付かれているのでしょうか?」問いうとロザリーは「仮にそうだとしても、だとしたら何故私達を巻く必要があるのでしょうか?もしかしたら私達は何か踊らされているような・・・そんな状況にいるのかもしれません」と不安げに伝え、聖も「こうしている間にも世界各国で怪事件やそれに伴う反政府活動が活発化しています。各国首脳は現在何とかその不満を押さえてくれていますが、それも何時まで持つか・・・」と続ける。


秋月母が「各国首脳は今どうされているのです?」と聞くとチュアリは「皆さんから連絡が入り、私達が此方に来るのと同時にそれぞれの国にお戻りになられ、現在は職務を全うされています。とは言うものの、会談の失策は大きく、その挽回にはほど遠いのが現状です」と言う。命の母は「そう考えると私達はまだいい方なのかも知れませんね。こうして我が子を追うことが出来るのですから」と言う。


その頃、命は例の家に行き、昨日に続き一日達と会話をしていた。シオンが「今日も上手く行ったみたいだね」と言うと命は「うん。でも二日続けてってことはどうやら僕を手がかりに事件に迫ろうとしているのは先ず間違いないと思う」と言い、言葉が「一日ちゃんの読み通りって訳か。なら・・・」と言うと一日は「ええ、その望みを・・・」と続け、その場にいたぜんいんが不気味な笑みを浮かべる。


その頃、フリーチェ達は一日達の一連の行動について話し合っていた。フリーチェが「一日の行動はどうなっている?」と聞くとヒリズは「各地に此方の兵力を民間人に紛れて送り込み、経済の活性化と不信感の消去に一役買っているようです」と言い、回帰が「それから、一日が提案し、紛れ込ませた法案が成立し、既に政治面でも干渉に成功しているようです」と言う。神消が「一日は近々新たに仕掛けると言っていましたが、どこに何を仕掛ける気なのか・・・」と言うとフリーチェは「そうか・・・」と呟く。


するとヒリズが「あの・・フリーチェ様・・・」と言い、フリーチェが「どうした?」と聞くとヒリズは「彼女・・一日が私達の軍勢に加わってから・・・いえ、正確に言えば彼女を見ているとなのですが・・・何となくこう、落ち着かないと言うか、モヤモヤすると言うか、兎に角そうした気持ちを感じるんです、此は一体・・・」と唐突に聞く。


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