会談終了後~魔王サイド
一方、帰還したフリーチェは配下のヒリズ、回帰、神消と今回の一件に着いて話し合っていた。ヒリズが「一日、本当に凄いな・・・俺たちには考え付かない手でこの世界の一部を手中に納めやがった」と言うと神消は「ええ、ま、流石にフリーチェ様に会談に出てくれなんて行ったときはちょっとビックリしたけど、思えば全てが子のための布石だったのね。」と言い、回帰は「ああ、やっぱりあいつは何処か・・」と言う。フリーチェが「その一日はまだいないのか?」と聞くと神消は「一応最終確認をしておくといっていましたのでまもなく来る頃かと」と言う。すると直後、その言葉通りに「申し訳ございません、遅れました」と言う声と共に一日が入ってくる。
フリーチェが「今までの我々にはなかった作戦でこの世界の一部を手中に納めるとは、見事な手だ」と言うと一日は「もったいないお言葉です。ですがありがとうございます。此で奴等はこの世界での協力者、拠点を大きく失う事になるでしょう。一致団結を誓っていた各国首脳までもが奇病で暴れだした。この事実があれば民間レベルでの連携は著しく低下する筈です。奇病発生も続いていますし」と言う。ヒリズが「で、次は何をするつもりなの?」と聞くと一日は「日本国内に残っている反乱分子の対処、そして次なる一手として中東エリアへの進行を行うつもりです。そろそろこちらの戦力も投入して良い時期に差し掛かってきましたので」と言う。回帰が「こちらの戦力って・・・軍の兵士を差し向けるってこと?」と聞くと一日は「それもあるにはありますが、横やりが入りにくいあちらの兵士を先に投入しようと思います。まあ、みてて下さいよ」と言うと部屋を後にする。
ヒリズが「一日・・・やはり恐ろしさが何処かにあるわね・・・」と言うとフリーチェは「ああ、もしかするとあの子は私たちの手に終えない存在なのかもしれない・・・」と何処か魔王らしからぬ不安を含めた声で言う。




