交わりを得るために
そして数日後、子の世界を唯一等しく覆う要素、空に突然、まるで水面の様に何かの映像が写し出される。当然其は世界中の人々の目に留まり、聖たちも目にすることになるが其をみた聖は「あれは・・・魔王フリーチェ・・・」と言う。写し出されたフリーチェは「この世界に生きる全ての生命に伝達します。私はこの世界とは異なる世界より訪れたフリーチェと言う者。私たちの世界はあなた方の世界の文明、文化に大変興味があり、是非交流をさせていただく存じます。もしこのお話を信じてくださるのであれば二週間後、私はあなた方との交渉を行いたいのです。その意思を表明していただけるのであれば祖の場所を指定してください。」と世界それぞれの国の言語で告げて去っていく。当然この話を聞いた各国首脳は聖たちを交えて話し合いを行う。韓国大統領が「一体どういう事なのでしょうか?魔王が直接交渉したい等・・・」と言うとアメリカ大統領は「何かを目論んでいるのは確実でしょうがそれが何なのか・・・」と言う。ロザリーが「魔王が直接交渉を望んでいると言って来た事も気になります。本来なら受けるべきではないのでしょうが・・・」と言うと日本首相は「彼らはこの世界に対して直接侵略してきている訳ではありません。もしここで交渉をせず、其を口実に侵略を仕掛けてきた等と言う話になれば世界中で不満と失策に対する怒りが暴発することになります」と言う。チュアリが「つまり、罠だとは思いつつも交渉に応じるしかない・・・と言うことですか」と言うと中国国家首席は「現状ではそれもやむを得ません・・・」と言い、テレサは「場所を指定してくださいと言うのは会場はこちらで決めて構わないと言うことだろうな」と言う。聖が「会場を此方に決めさせることで悪巧みを目論んでいる疑念を払拭するつもりでしょう。」と言うと日本首相は「ええ、ですが全世界に伝えられたメッセージである以上、私たちは兎も角、民間でそれに気付ける人がどれだけいるか・・・」と言う。ロザリーは「なら、私たちが気付かせましょう。」と言う。




