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それぞれの理由、驚愕の訳

「一つのタウンしか攻撃してこなかった?」

「はい、これまで奴等はずっと一つのタウンに対し戦力を集中するやり方で攻めてきました。此方がある程度防衛に成功し、また幾つかの奪還に成功したのもその行動があるが故です」


質問するチュアリに対し、若干の警戒心を含んだ声で返答するムエ。だがその警戒はチュアリ達に対してではなく、明らかに今回の件に対して向けられたものであった。


「そして今回の作戦、何か大きな行動の予兆のような・・・そんな気がしてならないのです」


更に警戒心を強めた声で言うムエ。


「警戒は分かった。だけどそろそろこの世界の現状を説明してくれないか?そうでないと動き様が無い」

「そうだな、俺としたことが失念していた」


テレサに指摘され、前のモニターにこの世界の地図を出現させるムエ。


「テレサは知っているが、この世界は開戦当初一か所ずつの攻撃を受けて80%近くを制圧された。だが各地の反抗が成功したこともあり、現在では25%程まで押し返している。だが押し返した分敵の戦力も強固になっており、中々攻めに行けないというのが現状だ」

「下手に戦力を投入すると手薄になった街を再制圧されかねない・・・という訳ですね」


解説するムエ、それにロザリーも続ける。


「故に現在の戦力を可能な限り確保しつつ残る街の奪還作戦に移りたい所なのだが、その時にテレサ達が戻ってきたという訳だ」

「なら、俺達がその奪還作戦の戦力に加わるのが一番現実的か」

「そういうことになる、頼めるか?」


ムエの説明と提案に対し、言葉を差し挟むテレサ。この呼吸はやはり親友であるが故だった。


その様子をじっと見つめるチュアリ、それに気づいたキーパーが


「チュアリさん?どうしたんですか?」

「あ、いや・・・」

「・・・サンク様の事を考えていたのでしょう」

「・・・キーパーさんには隠し事は出来ないね・・・」


キーパーの指摘に対し、思わず顔を暗くするチュアリ。


「そのサンクというのは?」

「僕の親友ですよ。でも、奴等との戦いで消息不明に・・・」

「そうか・・・皆さんも色々とおありなのですね・・・」


悟った声で語るムエ。するとそれに続けて


「私達もです・・・あの霜月一日という少女のせいで・・・」

「先程も名前が挙がった少女ですね。その少女は一体何を・・・」

「あの少女は心を壊す能力を持つのさこの人達の子供さんがそれで・・・」


テレサがそう言いかけたその時、元居た世界から通信が入ってくる。その通信にに応対したのはロザリーであった


「はい、もしもし・・・」


と応対するロザリー、だgあその直後の要件を聞くと


「!!何ですって!!」


とその表情が驚愕のものに変わる。

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