初戦は勝利
テレサ達が街中を走っていき、その中心部につくとそこには魔王軍が戦力を集結させつつあった。
「あの数・・・ここに戦力を集中させているの・・・でも・・・」
「ああ、例の子供兵士がいない。やはり今回の攻撃は本命ではないのか?」
チュアリが疑問を口にすると聖もそれに続けて疑問を口に出す。
「たとえ何かの罠であったとしても、私達がここで立ち止まるわけには行きません。スパイラル・ストーム!!}
そうキーパーは叫び、手にした県から風の渦を放って魔王軍の戦力を一掃する。
「現時刻を以って敵戦力の撃退を確認。但し各員は念の為再度の連絡まで戦闘態勢を維持せよ。繰り返す」
というアナウンスが街中に流れる。
「このアナウンスが流れr立って事は・・・戦闘はとりあえず終わったみたいだな」
そう呟き、振り上げていた拳を下したのはテレサであった。
「このアナウンスは?」
「街同士の決闘で使われる戦闘終了のアナウンスだ。これを流している通信局ではタウン全体が常に監視できるようになってる。魔王軍侵攻後はそんぽ防衛の要になってるな」
希有が質問をするとテレサは明快に答える。そこに現地住人が駆け寄り
「テレサさん、其れに聖さんも、戻ってきてくれたのですね」
と話しかけてくる。
「ああ、其れより状況は?」
「他のタウンでも同様に魔王軍は撤退したようです。既に確認もとっています」
「そうか、だがこれから先はそうはいかなくなるかもしれない。その事を早く総指揮官に伝えたい」
「では、私が案内します。皆さん、ついて来て下さい」
住民に促されるままに一行は移動する。
一方、町の外では一日が神消と共に今回の交戦を見物していた。
「予想以上の勇猛な戦い方ですね」
「そんな感想を述べる為に見世物を開催した訳ではないだろう」
「ええ、今の負け戦のおかげで住民の戦闘データがある程度採取出来ましたから。これであの子達に戦い方を考える材料が出来ました」
神消の質問に対し、感想と回答を混ぜ込んでやや茶化すように一日は返答する。
「しかし、データ等取らずとも・・・」
「念には念を入れるという訳です。それに、特に命はこの所調子を落としていますからね・・・万が一が起きてしま手は大変です。それを阻止するためにも現地住民の戦闘力をあらかじめ知っておきたかったのです」
「そうか・・・」
一日の回答に対し、神消は何か思う所がある様子で返答する。
その直後、一日の元に命からの通信が入る。
「はい・・・ええっ!・分かったわ。とりあえず作戦に変更は無い、当初の予定通り行動して」
と言って通信wのキル一日に
「何があったんだ?」
とすかさず聞く神消。
「私の世界で少々動きがありました。まだプラスともマイナスとも言えない動きがです」
と一日は返答する。




