判明した狙い
秋月家との面会を終えた聖たちは今現在の状況を整理する。ロザリーが「敵の意図は読めてきたわね」と言うとテレサは「ああ、敵の狙いはこの世界に生きる生命の孤立化。そう考えてまず間違いない」といい、中国国家首席が「生命の孤立化ですと?」と言うと聖は「ええ、先程の秋月家の皆さんとの会話の最中の発言で確信しました。今回の魔王軍の動きはこの世界に生きる生命を孤立化させ、お互いに力を合わせられない状況にする事です。ですが狙いがわかっても有効な手が打てないとなると・・・」と言う。
その頃、一日は自室で何かの映像を見ながら「ふふ、全ては順調、例のイレギュラーも中々動いてこないし退屈ね」と呟いていた。そこに命が入ってくる。命が「一日ちゃん、学校の空気も町の空気も確実に変わってきてるよ。やっぱり直に感じると違うね」と言うと一日は「そうね。でも余り目立ちすぎちゃダメよ。小学一年生が一人で町中をうろうろしてるなんて目立ちすぎるんだから」といい、命が「分かってるよ。だからシオンや言葉、木の葉にも付き合ってもらった」と言うと一日は「そう、ならいいのだけど」と言う。そこに別の子供が三人入ってくる。命が「シオン、言葉、木の葉、今ちょうどお話ししてたところだよ」と言うとシオンと呼ばれた銀髪男児は「そう、嬉しいな。一日ちゃんとのお話の話題になってるなんて」と言い、言葉と言われた女児は「うん、一日ちゃんは私たちを救ってくれた存在だもの」と言い、木の葉と呼ばれた男児は「行く宛のない僕たちに居場所を作ってくれた」と言う。一日は「そんな大層な事はしてないわよ。ただ私は私の心の命ずるままに行動しているだけ」と言う。命は「それでも助けてくれてるのは事実だから」といい、一日の手を握る。すると一日は「有り難う、なら此れからも協力してくれる?」といい、シオンは「勿論だよ、僕たちのような存在をこれ以上出さないためにもね」と言う。




