表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

そのいち

とある日の午前中。



「ふむふむ……」



「……………」

目の前には、



「へぇ~………なるほど!」



「あのー………何読んでるの?」

隣の家に住んでる1つ歳上の女性が



「ん?可愛い弟の部屋から摘出された

 いかがわしい本」



どうやらこの人

僕の部屋に勝手に入ったらしい。



「ちょっ、何してんの!?

しかも、何で当たり前のように居るの!?」  



てか、よくよく見ると、

押し入れの二番目に入れておいた

トップシークレットが何故に目の前に!?



「いやー暇だったから、

 つい……ね?」



「つい…ね?じゃないでしょ!?」



「えー?可愛い弟はどーいうのが

好みなのなぁ……ってね?」



てへっ☆とワザとらしく右手で

頭をこずく。



「だから、ね?じゃないでしょ!?」



「でも…こういうのに目移りするんじゃ……」



「?」



「きっと『姉ちゃんパワー』が足りないからだろう?

それならそうと言ってくれれば良いのに……

姉ちゃんはショックだよ」



ワザとらしく、かつ大げさに泣き崩れる。



「は?何言ってんの?

って…首に腕を回すな!気分悪いわ!!」



先程目の前で泣き崩れたはずなのに

いつの間にか後ろを取られていた。



「えー?気分悪いとか言われると

余計に虐めたくなるな~♪」



そして徐々に力を増す腕。

引き剥がそうとするが、

・・・・・・・

引き剥がせない。




「ちょっ、マジで勘弁してって!」



 …………それから5分後…………



「はぁ~♪スッキリしたぁ♪

 あれ?おーい?……あれ?

 もしかして、照れちゃったのかぁ

 全く可愛い弟だなぁ♪」



「…………………」



既に落ちてます。



「しっかし、弟はこういう女性が

好みなのか………ネタになるな(ニヤリ)」



※この時三途の川を

 右往左往する事となった。

 本当危なかった。

 先代の方が見えたわ!!

 てか、どこまで残酷なのさ!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ