悪魔召喚した俺は魔王を奴隷にし、サキュバスを肉便器にした
隷属の契約:時給換算される大悪魔
暗闇の中、魔法陣が禍々しく脈動し、焦げ付いた空気の中から「それ」は現れた。
漆黒の翼、頭上にそびえる捻じれた角。地獄の深淵を具現化したような威圧感を放ち、悪魔は傲然と言い放った。
「お前か? 俺を呼び出した矮小な人間というのは」
「そうだ」
俺はパイプ椅子に踏んぞり返り、手垢のついたスタンガンを弄びながら答えた。悪魔は低く笑い、鋭い爪をこちらへ向ける。
「何でも願いを言え。その代わりに対価はお前の命、その魂だ」
「……俺の代わりに働け」
「……え?」
悪魔の動きが止まった。深紅の瞳が困惑に揺れる。
「二度言わすな。俺の代わりに外へ出て、汗水たらして金を稼いでこい。それが俺の願いだ」
「待て、俺は破壊と混沌を司る……」
「お前、何でもやるって言ったろ? 俺は気が短いんだ。契約不履行か? ああ!?」
「え……、あ、はい……」
かくして、地獄の悪魔は俺の「代理」として労働に従事することになった。
一週間後。
アパートのドアが力なく開き、煤汚れたユニフォーム姿の悪魔が帰宅した。かつての威厳はどこへやら、肩を落とし、目は虚ろだ。
「おう、帰ってきたか。今日の稼ぎを出せ」
「……はい」
差し出された茶封筒の中身を確認し、俺の血管がブチ切れた。
「あ?! これっぽっちか? 一日三万は稼げって言ったよな? 俺との約束を反故にするのか、この穀潰しが!」
「いえ……、あの、不景気で……現場が止まってしまい……」
「言い訳すんじゃねぇよ、このクズが!」
俺は傍らにあった空のビール瓶を掴み、悪魔の角を力任せに殴りつけた。
「ぎゃあああっ!」
「すいませぇん!!」と、床に這いつくばって許しを乞う悪魔。
今日の稼ぎは、たったの3,750円。時給換算なんてしなくても最低賃金すら下回っている。
「テメェ、ピンハネしてんじゃねえだろうな? ああ!?」
「してません! 本当に、これだけなんです……!」
「ムカつくんだよ、その面!」
俺は土下座をしている悪魔の脇腹に、最大出力のスタンガンを押し当てた。
青白い火花が散り、悪魔の巨躯がガクガクと痙攣する。
「ご、ごめんなさいぃぃいぃいいいぃ!」
「おい、返事は?」
「あ、ひゃ、はい!」
俺は煙を吐くスタンガンを放り出し、悪魔の頭を土足で踏みつけた。
「お前、サキュバスを連れてこい。今すぐだ」
「ひぇ?」
「ヤりてぇんだよ。今すぐ魔界から極上の女を引っ張ってこい。出来ねぇとは言わせねぇぞ」
「え、あ、でも、召喚の儀式なしでは……」
「あ? できないのか? そうか、使えねぇゴミだな。なら死ね」
俺は悪魔のみぞおちに、渾身のサッカーボールキックを叩き込んだ。
「ゴフッ!」
肺の空気をすべて吐き出し、悪魔は白目を剥いて悶絶した。
「二度言わすな。連れてこい」
「ごが、は、はい……すぐ、すぐに……」
一時間後。
部屋の空気は甘ったるい香りに満たされていた。
悪魔が連れてきたのは、金色の髪をなびかせた、マイクロビキニ姿のサキュバスだった。
溢れんばかりの爆乳と、扇情的な腰つき。まさに男の欲望を煮詰めたような女だ。
「やれば出来るじゃねぇか」
「は、はい……」
「俺はこの女と『楽しむ』から、お前はどっか行ってろ。あ、今日のノルマ分を稼いでくるまで帰ってくんなよ。分かったな!?」
悪魔は泣きそうな顔で、夜の街へと消えていった。
「よし、お楽しみタイムだ」
俺は怯えるサキュバスの腕を掴み、強引にベッドへと押し倒した。
快楽を与えるはずの魔性の女が、逆に人間から貪られる――。
朝までに七回。
「もう無理……」「死んじゃう……」と泣き喚くサキュバスの懇願など、俺の知ったことではない。
絶頂の屈辱に震える女の身体を、俺は夜が明けるまで存分に蹂躙し続けた。
■隷属の契約:時給換算される大悪魔 その弐
悪魔の逆襲、そして魔界の王の失墜
数日後。相変わらず毎日三万円を稼ぎ出す悪魔は、明らかに憔悴しきっていた。顔色は土気色を通り越し、もはや土そのものだ。
「おい、今日の稼ぎはどうした?」
俺が声をかけると、悪魔はガタガタと震えながら、小さな封筒を差し出してきた。
「あ、あの……きょ、今日は……」
中身はやはり三万円に遠く及ばない。だが、それ以上に俺の視線を引きつけたのは、封筒の隅に書かれた、不気味な血文字だった。
『助けて』
悪魔が魔界の王に泣きついたな、と俺は確信した。ふん、小賢しい。
その日の夜、アパートの壁をぶち破り、巨大な影が飛び込んできた。
「貴様かッ! 我が悪魔を奴隷扱いする不遜な人間はッ!」
現れたのは、深紅の体毛と猛々しい角を持つ、まさに魔界の王と呼ぶにふさわしい悪魔だった。その威容たるや、この悪魔とは比較にならない。背後には、怯えた悪魔が震えている。
「ほう、魔王のお出ましか。で、何か用か?」
俺は鉄パイプを持ちながら既に臨戦態勢に入っていた。
「テメェ、人んちの壁壊しておいてタダで済むとは思うなよ」
俺は少し語義を強めたが、向こうから来てくれるのは逆に有り難いと思った。
「愚かな! 我が忠臣をここまで貶めた罪、万死に値するッ!」
王が右腕を振り上げると、空間が歪み、禍々しい炎の塊が俺目掛けて飛んできた。
「だったらどうするんだよ」
俺はその炎の塊を握りつぶした。握力80kgの俺には大したことではなかった。
魔王に近づいて行き、俺は相手の顔面を掴んだ。喧嘩を売る相手を間違えたようだな。
魔王の顔が恐怖に怯え引きつっている。
俺は床に転がってたスタンガンを拾い喉元に押し当てた。
顔面は右手で握り潰している。
左手でスタンガンを喉元に。
魔王は声すら出せない。
「?!??!!??!?ウゴガグオアァ……」
「人間はな、道具を使うんだよ! オラァ!」
バチバチと火花が散り、魔王の巨体が痙攣する。
「うぃばまぁ、がおぐあ……!!」
悪魔の王は、その強大な魔力をもってしても、スタンガンの電流による物理的痛みに対応できなかった。俺はさらに追い打ちをかけるように、その辺に転がっていた鉄パイプを拾い上げ、そいつの頭に叩きつけた。
「うるぁ!!」
「……え、魔王様!?」
一時間後、魔王は悪魔と同じように煤汚れ、ボロボロになって床に這いつくばっていた。
「わ、分かった……! 分かったから許してくれ……!」
「お前も働くんだよ」
「なっ……!?」
「なんか文句あんの? おい、舐めてんのか? あ?」
「いえ、ナメてません。」
「ナメてんだろ?!オイコラ!」
「……舐めてません」
「ナメてんじゃねぇぞコラ! 殺すぞゴラァ!」
「ヒィィィい!」
「毎日五万円。コイツと合わせて一日八万円。ノルマ達成できない場合はわかってるな?」
「ひっ……!」
かくして魔界の王は、悪魔と共に俺の私腹を肥やすための労働力となった。
部屋の壁の修理代は、当然二人の給料から天引きだ。
■サキュバスの変容:被虐の悦び
「……もっと、強く……っ」
ベッドの上で、サキュバスの女は俺を見上げて懇願した。
あの夜以来、サキュバスは俺のアパートに居着いていた。逃げ出す素振りもなく、むしろ毎日俺の帰りを待っている。最初は抵抗していた肉体関係も、今では積極的に、いや、狂気的に求めてくるようになっていた。
その瞳には、もはや誘惑の色は無く、ただ純粋な「渇望」だけが宿っていた。
何度か痛めつけると、サキュバスは恍惚とした表情で喘ぎ始めた。快楽を与える側の悪魔が、人間からの暴力に目覚め、被虐の悦びに囚われたのだ。
俺はタバコに火をつけ、紫煙を吐きながらサキュバスを見下ろした。
「そんなに俺とヤりたいのか」
「もっと、もっと激しく突いてぇえ!!」
しかし、これほど都合の良い女はいない。飯も作らせるし、家事もやらせる。文句も言わず、その上、俺の性欲まで満たす。
俺の生活は、悪魔たちのおかげで、より一層堕落し、最高のクズっぷりを発揮していた。
サキュバスの変容:魔性の埋葬
「……あ、あぁっ……ごめんなさい、ごめんなさい……っ!」
ベッドの上で、サキュバスの女は無様にのたうち回っていた。
かつて男を惑わし、魂を吸い尽くしていた高慢な魔性はどこにもない。そこにあるのは、俺という「捕食者」に徹底的に暴かれた、ただの雌の肉塊だ。
「おい、誰が声を出していいって言った? ああ!?」
俺は女のスイカよりもデカイ胸を、万力のような力で掴み、力任せに捻り上げた。
「?あうっ!い、痛いィィィィィイイ!!」
激痛に顔を歪める女の髪を掴み、無理やり俺の方を向かせる。涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔に、俺は冷え切ったビールを頭からぶっかけた。
「お前らサキュバスは『快楽を与えるプロ』なんだろ? なんだそのザマは。ただのマグロじゃねぇか。期待外れなんだよ、ゴミが」
「ち、がっ……あな、たが……っ、あまりに……っ」
「言い訳してんじゃねぇよ」
俺は彼女の言葉を遮るように、喉奥深くまで拳を突っ込み、無理やり黙らせた。
嗚咽を漏らし、白目を剥いて痙攣するサキュバス。
俺は彼女が限界を迎えるたびに、あえてさらに苛烈な暴行を加え、恐怖を脊髄に刻み込む。
痛みと恐怖、そしてその裏側に張り付く、人間の雄としての圧倒的な暴力。
それがサキュバスの「魔界の回路」を焼き切った。
彼女は、俺が拳を振り上げるだけで、恐怖で失禁しながらも、股間を濡らして媚びるようになった。
「……ふん、壊れたか。魔性の女が、暴力でしかイケない体になるなんて、最高に笑えるぜ」
俺はガクガクと震える彼女の顎を蹴り上げ、そのまま獣のように犯し続けた。
彼女のプライドを、尊厳を、魔族としての誇りを、一突きごとに完膚なきまで粉砕する。
明け方、精も根も尽き果て、ゴミのように転がるサキュバスを見下ろし、俺は吐き捨てるように言った。
「明日からは、その辺の立ちんぼより稼いでこいよ。お前、もうこれしか能がねぇんだからな」
サキュバスは、腫れ上がった顔で虚空を見つめ、ただ「……はい、ご主人様……」と、壊れた機械のように呟くだけだった。
新たな労働:多角経営の始まり
「おい悪魔、魔王。お前らの働きが悪いから、新しい従業員を増やすぞ」
ある日、俺は二匹の悪魔にそう告げた。二人は、もはや抵抗する気力もなく、ただ黙って俺の命令を聞いている。
「今日からお前らの仕事は警備だ。それと、配達もやらせる。魔界から極上の獲物を仕入れて、高く売るんだ」
俺が指さした先には、ガタガタと震える三つの首を持つ地獄の番犬、ケルベロスがいた。召喚魔法で無理やり呼び出したばかりだ。
「この野郎! 俺を何だと思ってやがる!」
ケルベロスが吠え猛り、口から炎を吐いた。
「ほぉ、元気のいい番犬だな。気に入ったぜ」
俺はケルベロスの三つの首をまとめてスタンガンで制圧し、金属バットでフルボッコにした。
「ガウ……クゥン……」
「よし、お前は今日から『ワン公』だ。一日二万。わかったな?」
ケルベロスは、その巨大な体を縮こませ、哀れな子犬のように震え上がった。
かくして俺のブラック経営はさらに拡大した。
悪魔には日雇い労働で金を稼がせ、魔王は秘密裏に魔界の珍品や人間界の富豪向けの闇商品を調達し、ケルベロスはそれらの輸送と警備、そして脅しに使われる。サキュバスには身体を売らせ、あとは家事と夜の奉仕。
「お前ら、もっと働け! テメェ等は俺の奴隷なんだよ!」
俺は悪魔たちを尻に敷き、今日もまた、アパートのソファでだらしなく笑う。
魔界の階級など関係ない。ここでは俺が絶対の王だ。
俺の理想の生活は、悪魔たちの血と汗と、そして魂の上に築かれていく。
このクズの楽園は、永遠に続くのだ。
(完)




