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登場キャラクター②

秋津霧加良姫(アキツキリカラヒメ)/秋月様

 秋月神社の主神。

 この地が秋月郷と呼ばれていた時代より、辺り一帯を守護している土地神様。


秋月霧香(あきづききりか)

 秋津霧加良姫(アキツキリカラヒメ)の現身。

 ふんわりとした雰囲気の若い女性。二十歳前の大学生のよう。

 栄太や静熊神社の女神三姉妹のことを気に留めている。




多散凍穂寝神(タヂイツホイノカミ)出穂(イズホ)

 秋月神社の配祀神。秋月様に仕える神。

 南方の守護を任されている。


十六夜泉(いざよいいずみ)

 多散凍穂寝神(タヂイツホイノカミ)の現身。

 中世的な少年。




夜香鵙女(ヤカモズメ)百舌鳥姫(モズヒメ)

 秋月神社の配祀神。秋月様に仕える神。

 東方の守護を任されている。


十六夜響(いざよいひびき)

 夜香鵙女(ヤカモズメ)の現身。

 活発な少女。




豊矛神(トヨホコノカミ)

 人々の信仰を集めた木に宿った、付喪神系の土地神。

 静熊神社の前身である豊矛神社の主神。秋月様に仕える神。

 秋月様より秋月郷の北方の守護を任されていた。


 豊矛神社は後継者が不在となったため、秋月神社で配祀神として祀られるようになり、秋月様の補佐を務めた。

 御神体だった中州の御神木が老朽化によって崩壊し、力を失った。


神軒豊(かみのきゆたか)

 豊矛神(トヨホコノカミ)の現身。

 小柄な老人。穏やかさの中に鋭さを秘めた仕込み刀のような雰囲気。

 力の衰えが進み、先は長くはないと覚り、御神木に残った神力を苗木に移して、栄太に託す。その苗木を御神体にして娘──豊上鈴矛音比売命とよかみすずほこねひめのみこと(栄太が命名)が産まれた。

 その後、御神体の崩壊によって力を失い、現身も失った。

 静熊神社の女神三姉妹のことを後継者と定め、栄太のことを含めて最後まで気にかけていた。


 

 

雨蛙瀬古那神(アムアゼコナノカミ) → 慈愛の鬼神畔那神(アゼナシン)十畦(とうね)の鬼神

 人々の抱える業(悪意やケガレなどの負の感情)を我が身に取り込むことで、人々に平穏をもたらす。

 その結果、自身に負の感情が蓄積され鬼神となった。救済の武神。

 豊矛神(トヨホコノカミ)とは旧知の仲。


     ───◇◇◇───


雅地功大(みやちこうだい)

 頑固で正義感の強い子供。少し思い詰める傾向がある。

 小学生の時、ある事件で栄太と知り合い、静熊神社に出入りするようになった。

 鷹持縁とは結婚の約束をしている。

 中学生になった。


鷹持縁(たかもちゆかり)

 穏やかな雰囲気を持つ、整った顔立ちの女の子。

 小学生の時、雅地功大と一緒に静熊神社に出入りするようなった。

 見た目とは裏腹に策士な部分があり、結果的に雅地(ダイくん)に結婚を申し込ませた。

 中学生になった。


三藤淑子(みつふじよしこ)

 二十歳前の可愛らしい雰囲気を持った女性。うっかりお姉さん。

 困っていたところを栄太たちに助けられ、失職を機に静熊神社で働くことになった。事務処理や巫女として大活躍。

 静熊神社では資格は不要で、宮司の雫奈が許可すれば神職を名乗れるが、全国で通用する資格を得るために神職の養成所へと入った。


水形雪郎(みなかたせつろう)

 痩身で長身の二十歳過ぎの男。

 根暗っぽい雰囲気。持久力はないが動きは素早い。

 ケガレに苛まれ、放火しようとしたところを栄太たちに見つかり浄化された。


時末忠次郎(ときすえちゅうじろう)兎角幻坊(とかくげんぼう)

 三十半ばの男。背が高く、デカイ体躯の筋肉だるま。

 多少豪快なところがあるが、基本的に優しくて力持ち。

 静熊神社の前身、豊矛神社の宮司だった時末大作(ときすえだいさく)の孫。

 幼い頃、祖父の後を継ぐと誓ったのに間違って仏門に入り、霊能力に目覚めて修験者兎角幻坊(とかくげんぼう)となった。紆余曲折の後、宮司の資格を得て戻って来るも、すでに豊矛神社は静熊神社に変わっていた。

 栄太の実力を知り、己の未熟さに気付いて、静熊神社で奉仕することに決めた。


田畑清子(たばたきよこ)

 静熊神社の近所に住む、面倒見のいい優しいおばあさん。

 健康のためにと散歩のついでに神社に立ち寄り、雫奈と世間話をしたりする。


芳場一太(よしばいちた)

 静熊神社の近所に住む、元魚屋の店主。今は夫婦で駅前通りの弁当屋を営む。

 コロッケやメンチカツなどを店頭販売しており、子供や学生に人気。

 美晴のお気に入りの店で、優佳も一緒によく立ち寄る。


     ───◇◇◇───


郡上秋良(ぐじょうあきよし)

 郡上美晴の父で、栄太の叔父(母の弟)。

 穏やかで優しい性格だが、心配性なところがある。

 家族のために仕事を頑張っている。その反面、家事を娘(美晴)に任せっきりになっていることを申し訳なく思っている。


郡上静(ぐじょうしずか)

 郡上美晴の母。

 そこそこ有名な服飾ブランドのデザイナーだった。

 栄太の記憶では、昔は綺麗で優しい人だったが、再開した時にはやつれた重病人のような姿だった。

 心を病んで入院していたが、栄太たちのおかげで体調が回復し、退院した。

 今は新居で療養している。


郡上美晴(ぐじょうみはる)

 ショートヘアで関西弁の女の子。

 高校生。繰形栄太の従妹。優佳のクラスメイトで友達。

 小さい頃、関西出身の親戚に預けられていた。

 元から明るい性格なのだが、空回りするほど元気で冗談が多いのは、家庭の事情があって無理に明るく振る舞っていたからだった。

 家事や弟たちの面倒を見るので忙しかったが、静熊神社で過ごすのが良い息抜きになっていた。

 事件で世話になった雫奈たちへの恩を返すため、静熊神社を手伝っている。


郡上快晴(ぐじょうかいせい)

 美晴の弟、小学二年生。


郡上天晴(ぐじょうてんせい)

 美晴の弟、小学一年生。


     ───◇◇◇───


繰形道行(くりかたみちゆき)

 長身で引き締まった体躯の、栄太の父親。

 普段は真面目な常識人だが、なぜか栄太相手の電話越しだと冗談ばかり言う。

 家族の事を大切に思っている。


繰形夏(くりかたなつ)夜霧夏(よぎりなつ)

 太っているわけではないが、いろいろと豊満な身体つきの、栄太の母親。

 夜霧夏(よぎりなつ)という名義で活動するマルチクリエイター。

 年中、日本各地を旅しながら創作している。

 家族でさえも居所を把握するのが困難。


繰形風音(くりかたかざね)夜霧風音(よぎりかざね)

 スタイルも性格もいい、栄太の姉。

 夜霧風音(よぎりかざね)名義で女優として活躍している。


     ───◇◇◇───


●陰鬱の魔女フェイトノーディア

 相手に嫉妬心や虚無感を与えて魂を堕落させる悪魔。

 フェイトノーラと間違われると「あんなイカレ女と一緒にしないで頂戴」と静かにブチ切れる。


●狂乱の魔女フェイトノーラ

 とにかく騒乱が大好きで、つまらないと途端に興味を失くす悪魔。

 フェイトノーディアと間違われると「あんな陰気女と一緒にするな」と激しくブチ切れる。


水諸科等神(ミモロカラノカミ)水諸(ミモロ)

 ???


秋津粋音矛神アキツイキネボコノカミ音矛(ネボコ)

 ???


神軒粋矛(かみのきすいむ)

 ???


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