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(4)カオスと夏

蚊に起こされました。かゆい。

 『あっち』が破裂した。同時に甲高いㇷ゚ゥゥうゥゥうゥゥと言う音が耳を横切った。

 なるほど。お前がその口元の針で今夜の『あっち』を破裂させたってことか。ちなみにそいつには手の甲を一か所刺された。

 早朝5時12分。昨日のテンション爆上げ状態からなかなか寝付けなかった僕は、約6時間の浅い睡眠で今に至る。後でもう少し寝たいな。せめて30分だけでも。


『あっち』は断片的である。断片的であるし、つながりをあまり持たないタイプのものだった。僕の元バンドメンバーの、誰とは言わないが(気になったら個人的に教えるから)1人がなんと猫になるという特技を持っており、「来たよー」と言って我が家に泊まりに来るのである。ちなみに白猫だった。

 小学校の頃の通学路に、線路がある。その下から虹も見えた。これまでに見たことないくらいのでっかい虹と、その周辺に細めの虹が数本。付近にいた人によると、どうやらその地区が何かしらのせいでよく出る所になったようだ。

 

 今日はあまり覚えていない。もしくは後で思い出すのかもしれない。だが確実に情報量が多かった、よく分からなすぎたものだったという感覚だけはしっかり覚えている。『あっち』でも『こっち』でも情報量が多すぎて、僕の頭はもう爆発寸前、圧死寸前なのかもしれない。

 とりあえず、今日も嬉しいことで忙しいのでもう少し寝ようと思う。お休み。

ムヒってすごいですね

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