三日目 衝撃
俺は今先輩の家に来ていた
「汚いけどあがって」
いやいやぜんぜんきれいです先輩
部屋は意外と綺麗で、ぬいぐるみが大量にベッドの上に乗っかってる
「何してたの〜? まさか 棺君のエッチ〜」
「違いますよ」
「何でそうあっさりしてるかな〜?」
「さぁ? むしろこっちが聞きたいです」
いつ振りだ二人で声を上げて笑ったのは
先輩が入れてきた紅茶を飲みながら俺は明日のことを聞いた
「先輩 明日屋上に来ます?」
「どうしようかな 部活あるし」
「何部ですか?」
「合唱部」
「へぇ」
だからあんなに歌がうまいのか
「でもまぁ行けたら行くね」
「ゼヒ 俺なんて一時限目からずっと居るんで」
「勉強しないの?」
「えぇ、まぁ、大体のことは塾でできるし、やってないです」
「すごいね〜」
「はい」
またそっけない返事をした
しばしの沈黙
どうすればいいんだ
その沈黙を破ったのは先輩だった
「ねぇ 棺クン 彼女居るの?」
「もれなく今ならフリーです」
「じゃぁさ 私と付き合わない?」
「先輩美人ですもん それに先輩、小原先輩と付き合ってるじゃないですか」
「今うまくいってないの!!!!!!!!!」
怒られた
「明日屋上に行くからそのときに返事頂戴 わかった?」
「はい」
はっきり言って衝撃だった
先輩が俺に告るなんて
それから沈黙が続いた
時々先輩がしゃべるだけでその会話も長くは続かなかった
「あの先輩 何で俺なんですか?」
そう聞くと先輩は泣いてしまった
あ〜も〜どーすりゃいいんだ
「だっで〜 づるぎぐんは ばだしがぶぉっでないものぜんぶもってるんだぼん」
「そうですか みっともないので顔上げてください せっかくの美顔がもったいないですよ」
「ありがど〜」
先輩は涙を目にため言った
そして俺は先輩の手を握り先輩の家から出た
明日は学校だ
空を見上げた
空はもう藍色に染まっていた
すいません
関係者の方々はこの小説のモデルが誰かわかってると思います
俺は一日に二回更新するので
よろしくお願いします




