二日目 デート?
俺は先輩と町に来ていた
先輩が来た
「待った〜?」
「はい」
俺はそっけない返事をした
「つれないなぁ〜」
先輩はため息をついた
「どこに行きます?」
「あんなにメールしたのに決まってないね?」
もう受信トレイは先輩の名前で埋まってる
「じゃぁマックでも」
俺たちはマックに向かった
その途中先輩は俺に質問をしていた
いつも屋上に居るのか?
いつもこんな感じなのか?
塾とかに行ってるのか?
とにかくいろいろ聞いてきた
俺はとりあえず相槌を打っていた
マックについたので俺は
ベーコンポテトエッグとシャカシャカチキンを頼んだ
先輩はどうやら散々悩んだ挙句にアップルパイ二個頼んでいた
「これでも好物なんだよ」
と豪語していた
俺たちはマックから出て
デパートに来ていた
先輩はいろいろ買って出ていった
先輩がカラオケに行こうというので
仕方なく行った
てか金は持つのかと思った
俺は植木のファルコや鳥の詩、エアーマンなどを歌っていたが先輩はちゃんと乗ってくれた
エグザイルが流れる
「あ・・・私だ」
先輩は歌い始めた
正直言ってうまい
俺よりはるかに
そう思うとフロントから電話が来たので
俺たちは部屋から出た
「そろそろ帰りましょうか」
「うん」
先輩は時々黙ったが俺はそれを見ない振りをしていた
「今日はありがとうね」
先輩はそう言って家のほうへ走っていった
俺はいつの間にか先輩の手を握っていた
なぜだろう
先輩は明るくニコッと微笑み手を握り返して歩いていた
「ありがとう」
先輩は聞こえるか聞こえないかぐらいの声で呟いた
俺は
俺たちは先輩の家に向かった
俺は
いや先輩も間違いなく自分の鼓動が聞こえるくらい
鼓動が高まっていただろう
なぜだ
俺は今まで何人もの女子と手を握ってきた
でも俺はここまでひどい動悸に襲われたことはなかった
俺は先輩は好きじゃない
先輩と俺じゃ壁が高すぎる
先輩は美人だ
その先輩が何で俺を町になんて
俺はふと空を見た
最近はこればかりしている
これをすると落ち着く
空はもう赤みかかっていた
きれいな夕焼けが写ってる
すると先輩が
「あ・・・ 飛行機雲・・・」
といって指を指した
「本当だ」
俺は先輩のほうを向いて手を強く握った
俺たちはそのまま10分ほど飛行機雲を見ていた
すいません
この回からかなり長くなってます
よろしくお願いします(何がだwwwwwwwwww)




