↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
33/33

#33トラットリア不審死事件

 雑誌には、白いシャツに黒いソムリエエプロンを一文字結びにした清潔な雰囲気の男性が笑顔で写っていた。


 小さなイタリアンレストランを一人で経営しているらしく、清潔感溢れる店内は小さいながらも居心地が良さそうだ。


「雰囲気良さそうなレストランね。一度行ってみたかったわ」


 母さんも気に入ったようだが、もう店主の手作り料理を味わうことはできない。


 店主大酢(タイス)食土(ショクド)は自分の店で死体で発見されたからだ。


 死因は首を吊った事による窒息死。


 調べてみると、雑誌に載るほど有名店ではあったが、経営は苦しかったらしい。


 それに関する遺書も見つかり、大酢さんのお兄さんからも似たような供述がとれた。


 しかし、彼はその日も通常営業していたのだ。来店した常連客は彼の接客態度は普段通りで、自殺するとはとても考えられないそうだ。


 僕達ではそれ以上に不審なところが発見できなかったので、母さんに協力を頼む事にした。


 ミルクキャンディを舐めた母さんは亡くなった大酢さんの写真と雑誌の写真を見比べる。


 自殺した時も雑誌の写真と同じように、白いシャツにリボン結びにしたソムリエエプロン姿だった。


「お母さん謎が解けたわ」


 謎が解けたということは……。


「母さんこれは殺人だね?」


「ええ。犯人は殺害してから服を着替えさせて自殺に偽装したのよ」


 問い、何故お母さんは殺人事件だと分かったのでしょうか?


 お

 母

 さ

 ん

 の

 推

 理

 が

 こ

 ち

 ら

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓

 ↓


 答え、被害者は雑誌の写真ではエプロンを着物の帯を締めるのにも使う一文字結びをしていたわ。

 けれども死体で発見された時はリボン結びになっていた。

 つまり犯人がエプロンの紐を結んだのよ。


 それじゃあまた次の謎解きで会いましょうね。バイバ〜イ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。