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MAIN TRAFFIC7 -日本一の切符2745-  作者: 浜北の「ひかり」
枕崎→広尾(往路) 近畿
65/270

7844T列車 琵琶湖環状線

皇紀2745年3月15日(第21日目) 国鉄(こくてつ)東海道本線(とうかいどうほんせん)大垣(おおがき)駅。

 大垣(おおがき)の市内を多少回ってから再び東海道本線(とうかいどうほんせん)を西へ向かう。青春18きっぷのシーズンと言うこともあって在来線の利用者は多い。大垣(おおがき)米原(まいばら)間は列車本数がどうしても減るためここを通る列車とそれに待ち時間無しで乗り換えられる快速は混みやすい。僕たちはこれを踏まえ、快速列車が来るよりも先に普通列車に乗り込むことにした。

大垣(おおがき)東海道本線(とうかいどうほんせん)米原(まいばら)

枕崎(まくらざき)広尾(ひろお)間の最長往復切符往路大垣(おおがき)駅から使用再開

 米原(まいばら)駅に到着すると大半の18キッパーは対岸に止まる「ブルーライナー」へ。僕たちは新快速に乗り換えようか。そうすれば近江塩津(おうみしおつ)駅で反対側の新快速には乗り換えられるからね。

米原(まいばら)北陸本線(ほくりくほんせん)新快速「ブルーライナー」→近江塩津(おうみしおつ)

近江塩津(おうみしおつ)湖西線(こせいせん)新快速「ブルーライナー」→山科(やましな)

 近江塩津(おうみしおつ)駅で列車を乗り換え、湖西線(こせいせん)へと入る。しばらく走ると左側に関西の水瓶琵琶湖が見えてくる。そして、近江今津(おうみいまづ)駅に停車。ここで後ろに223系11両が併結される。萌と相談して、後ろに連結された車両にある座席指定車に移る。

 近江今津(おうみいまづ)駅を発車すると223系はグイグイ加速し130キロに到達する。

「速いなぁ・・・。」

ちょうど「雷鳥(らいちょう)」が北陸に向かって走って行った。

「あっちも速いねぇ・・・。」

「それにしても時間かかるよなぁ・・・。」

「私達が使えるのはほぼほぼ在来線だけだからねぇ・・・。」

「・・・しりとりでもする。」

「しりとりかぁ・・・。じゃあ、ブルーライナー。ちょうど乗ってるしね。」

脈絡無く始まったものだけど、これ結構続くんだよなぁ・・・。お互い頻度だしたりするって言うのもあるけど。ヒントは禁止だって。いいの仲間内だから。

山科(やましな)東海道本線(とうかいどうほんせん)新快速「ブルーライナー」→草津(くさつ)

 山科(やましな)駅で列車を乗り換え。草津(くさつ)駅まで「ブルーライナー」を乗ると琵琶湖をかなり回ってきた。草津(くさつ)駅からは草津線(くさつせん)に乗り換え。終点の柘植(つげ)駅まで行ったら今日の行動は終了かな・・・。

草津(くさつ)草津線(くさつせん)柘植(つげ)

「どうする。」

「このまま終わろうよ。」

「このままねぇ・・・。伊賀上野(いがうえの)の方が何かあるんじゃない。」

「ああ、そうかも。・・・何。」

「いや、何でも。」

「今日も歓迎するわよ。」

「おいおい。何のお話かなぁ・・・。」

「あら、よく分かってるくせに。フフ。」

今日もこういうことで終わるのかぁ・・・。

「じゃ、お願い。」

僕は萌の耳元で囁いた。

「はい、オッケイ。」

柘植(つげ)関西本線(かんさいほんせん)伊賀上野(いがうえの)

枕崎(まくらざき)広尾(ひろお)間の最長往復切符往路伊賀上野(いがうえの)駅で途中下車


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