7844T列車 琵琶湖環状線
皇紀2745年3月15日(第21日目) 国鉄東海道本線大垣駅。
大垣の市内を多少回ってから再び東海道本線を西へ向かう。青春18きっぷのシーズンと言うこともあって在来線の利用者は多い。大垣~米原間は列車本数がどうしても減るためここを通る列車とそれに待ち時間無しで乗り換えられる快速は混みやすい。僕たちはこれを踏まえ、快速列車が来るよりも先に普通列車に乗り込むことにした。
大垣→東海道本線→米原
枕崎→広尾間の最長往復切符往路大垣駅から使用再開
米原駅に到着すると大半の18キッパーは対岸に止まる「ブルーライナー」へ。僕たちは新快速に乗り換えようか。そうすれば近江塩津駅で反対側の新快速には乗り換えられるからね。
米原→北陸本線新快速「ブルーライナー」→近江塩津
近江塩津→湖西線新快速「ブルーライナー」→山科
近江塩津駅で列車を乗り換え、湖西線へと入る。しばらく走ると左側に関西の水瓶琵琶湖が見えてくる。そして、近江今津駅に停車。ここで後ろに223系11両が併結される。萌と相談して、後ろに連結された車両にある座席指定車に移る。
近江今津駅を発車すると223系はグイグイ加速し130キロに到達する。
「速いなぁ・・・。」
ちょうど「雷鳥」が北陸に向かって走って行った。
「あっちも速いねぇ・・・。」
「それにしても時間かかるよなぁ・・・。」
「私達が使えるのはほぼほぼ在来線だけだからねぇ・・・。」
「・・・しりとりでもする。」
「しりとりかぁ・・・。じゃあ、ブルーライナー。ちょうど乗ってるしね。」
脈絡無く始まったものだけど、これ結構続くんだよなぁ・・・。お互い頻度だしたりするって言うのもあるけど。ヒントは禁止だって。いいの仲間内だから。
山科→東海道本線新快速「ブルーライナー」→草津
山科駅で列車を乗り換え。草津駅まで「ブルーライナー」を乗ると琵琶湖をかなり回ってきた。草津駅からは草津線に乗り換え。終点の柘植駅まで行ったら今日の行動は終了かな・・・。
草津→草津線→柘植
「どうする。」
「このまま終わろうよ。」
「このままねぇ・・・。伊賀上野の方が何かあるんじゃない。」
「ああ、そうかも。・・・何。」
「いや、何でも。」
「今日も歓迎するわよ。」
「おいおい。何のお話かなぁ・・・。」
「あら、よく分かってるくせに。フフ。」
今日もこういうことで終わるのかぁ・・・。
「じゃ、お願い。」
僕は萌の耳元で囁いた。
「はい、オッケイ。」
柘植→関西本線→伊賀上野
枕崎→広尾間の最長往復切符往路伊賀上野駅で途中下車




