7839T列車 アーバンネットワーク西端
皇紀2745年3月13日(第19日目) 国鉄山陽本線姫路駅。
朝の姫路駅は大阪に向かうサラリーマンがたくさん駅に集中している。まるで東京の通勤だなぁと思えるほどに人が多い。それは列車本数にも表れている。
6時22分新快速「ブルーライナー」米原方面長浜行き。6時24分直通快速大阪東西線直通松井山手行き。6時25分快速「シティライナー」京都方面野洲行き。6時32分新快速「ブルーライナー」湖西線経由敦賀行き。6時34分新快速大阪行き。6時35分快速「シティライナー」京都方面米原行き。
「・・・。」
6時42分発の新快速だけ「ブルーライナー」と付いていないな・・・。つまり、あれはハズレってことかな。まぁ、定期列車の2分後に出発する奴だからハズレでもないのかな・・・。どっちなんだ。
改札口を通って僕たちはホームにあがる。ちょうど直通快速松井山手行きが出発していった。モーターの付いた車両にパンタグラフが2つ付いた223系に、それに繋がれた221系・・・。あれ。
「・・・。」
「・・・こっちにダブパンの6000番台でも来たのかな。」
「いや、そんなはずは・・・。ってそんなことしてる場合じゃない。」
止まっている快速「シティライナー」に乗り込み、加古川まで向かう。なお、僕たちが降りる加古川駅までこの列車は各駅に停まる。「快速」とは・・・。
姫路→山陽本線「シティライナー」→加古川
枕崎→広尾間の最長往復切符往路姫路駅から使用開始
加古川駅に止まると後続の新快速列車が連続で加古川駅に停車。先に225系と223系15両が入線し、その次に続けて223系6000番台10両が入線する。
(2分後の10両新快速を待っていた人は賢いな・・・。)
そう確信してから、僕たちは都会の慌ただしさが漂う山陽本線から、田舎ののんびりとした雰囲気がする加古川線へと目線を変えた。さすがに朝の通勤ラッシュ時間帯となるとのんびりした加古川線ものんびりとした雰囲気とは行かないみたいだ・・・。
加古川→加古川線→谷川
厄神駅で国鉄三木線、粟生駅で国鉄北条線、神戸電鉄粟生線、西脇駅で国鉄鍛冶屋線がそれぞれ分岐。谷川駅で福知山線と合流したことによってまた乗り換え。
谷川→福知山線→篠山口
篠山口まで来るとまた都会の慌ただしさが戻ってくる。ここから乗る列車は「河内路快速」大阪東西線直通松井山手行きだ。しかし、篠山口まで3両ぐらいしか連結していなかったのに篠山口から10両になるって極端だな・・・。
篠山口→福知山線「河内路快速」→尼崎
尼崎→東海道本線・山陽本線新快速→明石
枕崎→広尾間の最長往復切符往路明石駅で途中下車
一口メモ
国鉄221系(宮原支所・向日町所属車)
関西圏快速列車向けに製造した車両。その中で大阪東西線を通る運用に入る221系には電動車に2基のパンタグラフを装備、短編成化改造を受けている。
国鉄223系6000番台(宮原支所・向日町所属車)
223系の内山陰本線・福知山線・片町線系統の快速列車向けに製造されたもの。現実の6000番台と違い221系との併結運用も日常的に行われる。
快速「河内路快速」
福知山線・大阪東西線・片町線を通る西遊塔快速列車。なお、この快速列車は片町線方面に行く列車しか運転されない。




