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MAIN TRAFFIC7 -日本一の切符2745-  作者: 浜北の「ひかり」
枕崎→広尾(往路) 四国
50/270

7829T列車 開けまして、おめでたい焼き

皇紀2745年3月9日(第15日目) 土佐電気軌道(とさでん)伊野線(いのせん)高知城前(こうちじょうまえ)電停。

 高知(こうち)城電停から高知(こうち)城へと赴く。徒歩5分でいけるということはかなりリッチのいい場所にあるな。

高知(こうち)城っていうと山内一豊のイメージだよねぇ。」

というと

「ナガシィって歴史好きだっけ。」

と萌が言う。

「別に歴史は好きでも嫌いでもないけど、大河ドラマは面白かったからね。」

「ナガシィって大河ドラマ好き。」

「別に好きじゃないよ。見た大河ドラマが面白かったってだけだよ。」

「・・・。」

「どうかした。」

「ナガシィが大河ドラマみてるイメージが全くできなくて。」

「そりゃ、萌に言ったことないもん。僕萌から「これ面白いよ」って言ってもらったのばっかで、僕から萌に勧めたものって「シンカ○オン」くらいしかないでしょ。」

萌はそれに「ああ、確かに」と言った後、

「でも、ナガシィ私から勧めたやつのほとんど「怖い」って言って見て無かったよね。「ワン○ース」とか「○ナン」とかも。」

「いいだろ、別に。」

大河ドラマ「功名が○」は本当に面白かったと思います。

「どうする坂本龍馬記念館でも行く。」

そう思ったけど、坂本龍馬記念館って結構離れた場所にあるなぁ・・・。タクシーとか拾えばもちろん、いけるけど・・・。

高知(こうち)城の近くに龍馬の生まれたまち記念館っていうのがあるけど。そっちでもいい・・・。」

「じゃあ、そうしますか。」

高知(こうち)城→徒歩→高知城前(こうちじょうまえ)電停

高知城前(こうちじょうまえ)電停→土佐電気軌道(とさでん)上町一丁目(かみまちいっちょうめ)電停

上町一丁目(かみまちいっちょうめ)電停→徒歩→龍馬の生まれたまち記念館

龍馬の生まれたまち記念館→徒歩→上町一丁目(かみまちいっちょうめ)電停

上町一丁目(かみまちいっちょうめ)電停→土佐電気軌道(とさでん)高知駅前(こうちえきまえ)電停

 お昼ご飯を済ませてから、高知(こうち)駅からは高松(たかまつ)行きの特急「南風(なんぷう)」に乗り途中の阿波池田(あわいけだ)駅で下車。阿波池田(あわいけだ)駅からは急行「よしの川」で徳島(とくしま)へと向かう。

高知(こうち)→土讃本線特急「南風(なんぷう)」→阿波池田(あわいけだ)

枕崎(まくらざき)広尾(ひろお)間の最長往復切符往路高知(こうち)駅から使用再開

 2000系気動車の一番前の席に座って土讃本線を眺める。

「えっ、そのスピードでそこ突っ込む。」

萌が言う。まぁ、そういう感想しかわかないよなぁ・・・。行く手に現れるカーブには明らかにオーバースピードだろと思える速さで突っ込み、あっという間に抜けていく。

「やっぱ何度見てもこれには慣れんなぁ・・・。」

「ナガシィ、四国の特急は怖いってよく言ってるよねぇ。」

「ああ。」

「これ見てたら、ナガシィの言った意味が分かる気がするなぁ・・・。」

 阿波池田(あわいけだ)駅で「南風(なんぷう)」から急行「よしの川」に乗り換える。反対側に止まっている窓周りが朱色に塗られた昔ならよく見られた車両が、「よしの川」らしい。

阿波池田(あわいけだ)徳島(とくしま)本線急行「よしの川」→徳島(とくしま)

枕崎(まくらざき)広尾(ひろお)間の最長往復切符往路佐古(さこ)駅通過に伴い途中下車

佐古(さこ)徳島(とくしま)間特例適用の上便宜乗車


一口メモ

特急「南風(なんぷう)

高松(たかまつ)高知(こうち)宿毛(すくも)間を走る特急列車。


急行「よしの川」

徳島(とくしま)阿波池田(あわいけだ)間を走る急行列車。


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