7822T列車 広島と言えば
皇紀2745年3月2日(第8日目) 国鉄宮島航路宮島駅。
「日本三景の一の真価は弥山頂上の眺望に有り。」
これは初代総理大臣伊藤博文の残した言葉である。僕たちはこれにあやかり日が昇ると同時に弥山に登頂した。朝靄のかかる瀬戸内海を弥山頂上から見ていると・・・。
「確かにな・・・。」
「・・・ナガシィ。何が確かになの。」
「これ見て足らさ、やっぱり伊藤博文の言うこと正しいよなぁと思ってさ。」
「よかったわねぇ・・・。」
「下山するか。」
「行くのは早いわねぇ。もうちょっと見てから行こうよ。」
弥山から下り、宮島を離れる。宮島からは再び山陽本線を東に進む。
宮島→宮島航路→宮島口
宮島→宮島口間宮島駅乗船時運賃精算の上乗船
宮島口→山陽本線快速「安芸シティ」→広島駅
枕崎→広尾間の最長往復切符往路宮島口駅から使用再開
枕崎→広尾間の最長往復切符往路広島駅で途中下車
広島で降りて広島電鉄に乗り換える。路面電車の1日乗り放題券を買えば、広島市の観光を網羅することが出来る。広島で有名な観光地として名が上がっているのは広島城、縮景園、広島県立美術館、広島物産陳列館などなど。距離は結構あるようになってしまうが、可部線の終点|三段峡に行くという選択も有りだ。
「どこ行く。」
「広島城は行っとこうか。」
「・・・広島城って縮景園前から言った方が一番近いのかな。」
「じゃあ、縮景園から広島城に行こう。それでいい。」
「それでいいよ。」
広島駅前→広島電鉄→縮景園前
縮景園前→徒歩→縮景園
縮景園→徒歩→広島城
広島城→徒歩→縮景園前
縮景園前→広島電鉄→紙屋町東
縮景園、広島城とまわるとお昼を過ぎる。どこかでお昼ご飯でも食べよう。広島と言えば、お好み焼きだろう。だが、お好み焼き屋さんはどこも混んでいる。お昼ご飯は違うもので我慢するしかないか・・・。
紙屋町東→広島電鉄→広島物産陳列館前
広島物産陳列館前→徒歩→広島物産陳列館
広島物産陳列館→徒歩→広島物産陳列館前
広島物産陳列館前→広島電鉄→広島駅前
お昼ご飯を済ませてから広島物産陳列館を回り、広島駅へと戻る。それから僕たちは早めの晩ご飯を済ませる。お昼ご飯は食べれなかったから晩ご飯は必然的にお好み焼きになった。
晩ご飯を済ませてからはしばらく広島駅で時間を潰す。向こうで見れないものもこっちでは見れる。スマホで撮影大会を実施すれば、時間が経つのは早い。と言っても時間がありすぎるのだが・・・。
22時を過ぎたとき、今日泊まるホテルが入線する。いったんこれで浜松に戻ることにしよう。
広島→山陽本線・東海道本線寝台特急「さくら」→浜松
枕崎→広尾間の最長往復切符往路広島駅から使用再開
枕崎→広尾間の最長往復切符往路三原駅停車に伴い三原駅で途中下車
三原→浜松間の乗車券(ゆき)三原駅発車に伴い使用開始、浜松駅到着に伴い途中下車
一口メモ
快速「安芸シティ」
広島地区を山陽本線経由で運行される快速列車。新型車両が優先的に運用に就く。
寝台特急「さくら」
東京~長崎・佐世保間を走る寝台特急。ほぼ1日かけて同区間を走破する。




