7818T列車 離婚
皇紀2745年2月28日(第6日目) 国鉄鹿児島本線香椎駅。
鹿児島本線の博多近辺は複々線となり、線路容量が拡大されている。9両編成を組む613系や611系が右へ、左へ忙しく走る。その忙しさの中を足早に真っ赤な485系や鉄仮面の787系が通り抜ける。
僕らも快速に乗り小倉駅に急ぐ。
香椎→鹿児島本線快速→小倉
下関・門司港行きの快速列車は結構な乗車率だ。とてもシートに腰掛けられそうにはない。仕方ないな・・・。
小倉駅で快速列車を下車。あの列車に乗っていけば、下関に行くことが出来るがあえてそれをしないことにする。この後にやって来る特急列車の方がいいからだ。
快速列車が出発して言ってから、今度はディーゼルカーがホームに入る。その見た目はどこからどう見てもキハ187系なのだが・・・。
小倉→鹿児島本線・山陽本線・美祢線特急「スーパーあきよし」→美祢
「ご乗車ありがとうございます。特急「スーパーいそかぜ号」益田行きと、特急「スーパーあきよし号」益田行きです。」
どちらも同じ益田行きの特急列車。まえに連結されている3両編成が特急「あきよし」.後ろに連結されている4両が特急「いそかぜ」である。グリーン車は「いそかぜ」にのみ組み込まれ、「あきよし」にはない。行き先が同じなのに分ける必要は無いだろう。それはこの列車の実態を見ない限り見えてこない。これについては美祢駅で途中下車してからのお楽しみにしよう。
列車は門司駅に停まり、関門トンネルを抜けて下関へと渡る。下関で早速後ろ4両の特急「いそかぜ」が切り離され、特急「あきよし」は身軽な3両編成に変わる。
新幹線高架橋の下を抜け、次に新幹線高架橋が見えてくると厚狭駅に停車。厚狭駅から特急「あきよし」は美祢線へと入り、長門市を目指す。まぁ、僕たちは途中の美祢駅で下車するのだが・・・。
枕崎→広尾間の最長往復切符往路美祢駅で途中下車
美祢駅からバスに乗ってさっき乗った特急「あきよし」の由来となる秋吉台を見に行った。天皇陛下がここを訪れ、「いい場所だ、いい場所だ。」と言いながら歩いてまわった鍾乳洞。その凄さは至る所から伝わってくる。
「秋芳洞には今回も来ちゃったわけだけど。」
「それだけいい場所だって事だよ。それに鍾乳洞を見て、人間のちっぽけさを確認しようじゃない。」
「ナガシィってどっか達観してる。」
「どうかな・・・。ただ、面白いからいいじゃん。」
「面白いって。ここの何が・・・。」
「萌、それ以上は言わない。ね。」
「あっ。うん。」
一口メモ
国鉄キハ187系気動車
四国の2000系気動車をベースに開発された振り子式気動車。2000系の兄弟機のような存在であるが、グリーン車を備える先頭車はパノラマ非貫通構造ではなく、貫通型構造になっている。山陰特急のほとんどがこの車両で運用される。
特急「スーパーあきよし」
博多~益田間を美祢線経由で運行する特急列車。同区間を山陰本線経由で運行する「スーパーいそかぜ」とは変わった関係を持つ。
特急「スーパーいそかぜ」
博多~益田間を山陰本線経由で運行する特急列車。同区間を美祢線経由で運行する「スーパーあきよし」とは変わった関係を持つ。




