7809T列車 まぁ、適当に
皇紀2745年2月24日(第2日目) 国鉄日豊本線都城駅。
都城→日豊本線→国分
枕崎→広尾間の最長往復切符往路都城駅から使用再開
日豊本線を走る817系に乗り国分駅で下車する。国分駅の隣は隼人駅である。昨日通った隼人駅の隣に1日かけて戻ってきたと言うことだ。しかも、戻ってくるために栗野、川内、八代、吉松、都城と経由してきたのだから、頭がおかしいとしか思えない。
まぁ、あっちでも同じ事をやったわけだし、今度のこの最長往復切符はその究極とも言える「戻り」が隠されている。まぁ、その究極的な戻りはまだ先の話だが。
国分→大隅線快速「しぶし」→志布志
国分駅で快速列車に乗り換える。大隅線を志布志まで走る歌詞奥は結構な頻度で走っているらしい。しかし、
「混んでないな。」
「「しぶし」なのに志布志まで行く人って一体何人いるんだろうねぇ・・・。」
本当に何人いるんだろうねぇ・・・。
大隅半島を南下し、桜島の近くを通る。大隅線は桜島の噴火によって地続きになったとき、そこをトンネルでぶち抜く。キハ200系はエンジンを唸らせ、高速で駆け抜ける。小さいトンネルで高速ではいることから耳がツンとする。
大隅福山、大隅境に停車し、少ない乗客がさらに少なくなる。垂水駅に停車したことでまた人が増えた。フェリーからの乗客がこっちに流れてきたのであろう。やっぱり「志布志」はフェリーに負けているようだ。
鹿屋で大半の乗客が下車。垂水で乗った人たちももういなくなった。さらに、この駅で10分程度止まる。
「いなくなったわね。」
「いなくなったなぁ・・・。」
周りにいる人は全員入れ替わり、国分から乗っている人間は僕らしかいない。
「ちょっと伸びでもする。」
「賛成。」
ホームに出て2、3回深呼吸。考えてみれば、今日は乗り換え以外であんまり列車の外出ていない。そりゃ、体のあちこちがおかしくなるか。辺りがうるさくなった。そう思い空を見上げると濃い緑色のレシプロ機3機がV字の編隊を組んで上空を通過する。
「零戦かな。」
「零なのかな、あれ。」
鹿屋って飛行場あったよなぁ・・・。そこに着陸するのかな。そう思っていると続けて6機上空を通過する。結構な数が鹿屋飛行場に降りていく。何かの訓練の後なのかな・・・。
「あっ。ねぇ、ナガシィ。今日の内に宮崎っていける。」
「うーん、23時に宮崎着いてもいいならいける。」
「23時かぁ・・・。大分は昼ぐらいに行ければいいからなぁ・・・。別にいいわよ。宮崎まで行っちゃいましょうか。」
枕崎→広尾間の最長往復切符往路志布志駅で途中下車
志布志→日南線→宮崎
枕崎→広尾間の最長往復切符往路宮崎駅で途中下車




