8036T列車 好き嫌いは人の量
皇紀2745年7月1日(第130日目) 国鉄日豊本線延岡駅。
延岡→日豊本線特急「にちりん」→宮崎
枕崎→広尾間の最長往復切符復路延岡駅から使用再開
特急「天照らす・岩戸」で延岡駅まで戻ってきてから、延岡城跡とかを観光してから日豊本線の特急「にちりん」で南下する。宮崎行きの特急列車は規則正しく1時間に1本のペースで発車している。これは利用者としてはとても分かりやすい。
枕崎→広尾間の最長往復切符復路宮崎駅で途中下車
「あつ・・・。」
宮崎駅で降りた瞬間に僕達はそう言った。
「これは炎の妖精のせいかしら。」
「あれはねぇ・・・。でも、何でだろうなぁ。あんなに都合よく暑かったり、寒かったりするのは何でかなぁ。」
「フフ。何でだろうねぇ、ホント。」
一端、最長往復切符で改札を出て、宮崎神宮駅までの切符を買った。
宮崎→日豊本線→宮崎神宮
宮崎→宮崎神宮間の乗車券往路使用開始および使用終了
宮崎神宮駅から10分足らずで宮崎神宮まで歩いて行ける。
「僕は伊勢神宮よりもこっちの方が好きかなぁ・・・。」
と言うと、
「ただ単に人が少ないからでしょ。」
と言われてしまった。ああ。確かにそうかもしれない。
「まぁ、それはさておきさ。ここから日本が始まった神武天皇が祀られていると思うと凄いと思わない。」
「・・・別に凄いとは思わないけどなぁ・・・。だって神武天皇っていたかどうかもあやふやなんでしょ。」
「ああ。確かに。まぁ、僕も神武天皇の存在そのものは信じてないけどさ。でも、語られるようなことじゃなかったとしても神武天皇って人はいたんじゃないかな。」
「つまり、何百年も行きたは嘘だけど、存在はしたと。ややこしいわね。」
「ハハハ。そうだね。」
「ハァ、日本の神様ってどうも自体をややこしくするのが多いんじゃない。天照大神といい、神武天皇といい。」
「まぁ、そう言ってやるなって。笑えることで収まるんだからさ。」
「はい、はい。」
「せっかくだし、お参りしていこうよ。」
「そうね。このまま買えるって言うのも何かアレだし。」
お参りが済んだら、また歩いて宮崎神宮駅に戻る。
「ところで、今日はこれで終わりにするの。」
「うん、そのつもりだよ。」
「じゃあ、久々にホテルでゆっくり過ごせるわね。」
「・・・そうだね。」
宮崎神宮→日豊本線→宮崎
宮崎→宮崎神宮間の乗車券復路使用開始および使用終了




