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MAIN TRAFFIC7 -日本一の切符2745-  作者: 浜北の「ひかり」
枕崎→広尾(復路) 中日本
194/270

7973T列車 狐の都

皇紀2745年5月26日(第94日目) 国鉄(こくてつ)飯田線(いいだせん)豊橋(とよはし)駅。

 こっちの豊橋(とよはし)駅には名古屋鉄道(めいてつ)は乗り入れてこない。ちょっと外れたところに名電豊橋(めいでんとよはし)駅があるためだ。その為、こちらの飯田線(いいだせん)ホームには何処を見渡しても名鉄スカーレットの車両は入ってこない。その代わりと言っては何だが、こちらの飯田線(いいだせん)はホームに止まると一掃のんびりした雰囲気を醸し出す。

 止まっている天竜峡(てんりゅうきょう)行きの普通列車に乗り込んだ。

豊橋(とよはし)飯田線(いいだせん)豊川(とよかわ)

枕崎(まくらざき)広尾(ひろお)間の最長往復切符復路豊橋(とよはし)駅から使用再開

 豊橋(とよはし)を出発すると線路を1本越える。飯田線(いいだせん)の上り線を平面交差したのだ。その後飯田線(いいだせん)はしばらく東海道本線(とうかいどうほんせん)と併走する。そちらには名古屋(なごや)へ急ぐ特別快速が忙しそうに駆けていく。一方こちらはのんびりと一駅通過する。豊橋(とよはし)駅の一つとなり船町駅だ。船町と下地は飯田線(いいだせん)にしかホームの無い駅だが、豊川(とよかわ)以北に向かう普通列車の多くが通過する。その為、僕達の乗った天竜峡(てんりゅうきょう)行きの次の停車駅はもう豊川(とよかわ)である。

枕崎(まくらざき)広尾(ひろお)間の最長往復切符復路豊川(とよかわ)駅で途中下車

 近い割に豊川(とよかわ)稲荷には来たことなかったからなぁ。

 豊川(とよかわ)駅から少し歩くと豊川(とよかわ)稲荷が見えてくる。稲荷は狐を祀っているところのため至る所に狐の石像がある。狐って言うと「九尾の狐」とかであまりいいイメージがないのだが・・・。まぁ、昔と今とで認識が違うって言うのはよくある話だからなぁ。

 本堂を見て回り、霊狐塚へいく。所狭しとある狐の象にはどこか恐怖を覚える。

 萌がぎゅっと僕の腕を掴み、

「あっちから視線を感じるよ・・・。」

と言う。

「まさか・・・。」

そちらを見てみると確かに狐の象がこちらを向いている。それが支線に感じるかと言われると微妙なのだが、改めてみるとこちらに視線を向けているように感じ始める。

「早いところ切り上げて帰るか。」

「・・・うん。そうして・・・。」

 豊川(とよかわ)駅に戻って飯田線(いいだせん)の列車で先に向かう。次にある列車は特急「伊那路(いなじ)」であった。しかし、豊川(とよかわ)本長篠(ほんながしの)の間を自由席で乗る場合料金はかなり安い。「伊那路(いなじ)」の自由席は駒内からちょっとした課金感覚だ。

豊川(とよかわ)飯田線(いいだせん)特急「伊那路(いなじ)」→本長篠(ほんながしの)

枕崎(まくらざき)広尾(ひろお)間の最長往復切符復路豊川(とよかわ)駅から使用再開

枕崎(まくらざき)広尾(ひろお)間の最長往復切符復路本長篠(ほんながしの)駅で途中下車

 本長篠(ほんながしの)に付いたら対面乗り換えだ。

本長篠(ほんながしの)飯田線(いいだせん)長篠城(ながしのじょう)

本長篠(ほんながしの)長篠城(ながしのじょう)間の運賃長篠城(ながしのじょう)駅で下車時運賃精算


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