7972T列車 畔
皇紀2745年5月25日(第93日目) 遠州鉄道奥山線竜ヶ岩洞前駅。
竜ヶ岩洞前→遠州鉄道奥山線→金指
竜ヶ岩洞前→金指間の乗車券使用開始および使用終了
竜ヶ岩洞を見てから、奥山線で金指駅まで戻り、金指からは二俣線の列車に乗り換える。三ヶ日駅方面に行く列車は途中から浜名湖にほとりに出る。そんな場所にある佐久米駅で僕達は下車した。
金指→二俣線→佐久米
枕崎→広尾間の最長往復切符復路金指駅から使用再開
枕崎→広尾間の最長往復切符復路佐久米駅で途中下車
ローカル線向けの313系がホームから出て行くと前にある東名高速を通る車の音が辺りに残った。この駅には11月から3月にかけて沢山のユリカモメが飛来するらしい。その時の光景は一度は見てみたいものだが、時期を2ヶ月も外していてはみれるものも見られない。
「ただのローカル線によくある駅ね・・・。」
と萌が言う。
「確かになぁ・・・。」
僕はそれに頷くしかなかった。
「前に東名がなかったらもっといい景色が広がってるのかもしれないけど。」
「うーん・・・。」
日本三大車窓とかに入るようなものじゃないが、確かにいい景色だとは思う。」
「これ、かもめがいるときに来た方が絶対楽しいに決まってるじゃん。何でこの時期に来ちゃったの。」
「いいじゃん。どういう所か興味あったんだって。」
「電車の中からで済ませてもよかったじゃない。これならさ。」
「降りてから言うな、降りてから。」
「うっ・・・。それはそうだけど・・・。」
「1時間なんてあっという間だから。そこで話してようよ。」
「・・・うん。」
二俣方面行きの列車がやってきて、ちょっとの間浜名湖を隠した。1時間経つと反対の新所原方面行きの列車がやってくるので、僕達はそれに乗る。新所原からは東海道本線の列車に乗り、豊橋で途中下車。晩ご飯を済ませて今日はもうホテルに入ろう。
佐久米→二俣線→新所原
枕崎→広尾間の最長往復切符復路佐久米駅から使用再開
新所原→東海道本線→豊橋
枕崎→広尾間の最長往復切符復路豊橋駅で途中下車




