7970T列車 灯台下暗し
皇紀2745年5月24日(第92日目) 遠州鉄道西鹿島線芝本駅。
芝本→遠州鉄道西鹿島線→浜北
浜北→遠州鉄道西鹿島線急行→新浜松
芝本→新浜松間の乗車券使用開始および使用終了
昨日は朝早くに着いたと言うこともあり、夜はぐっすり眠っていた。その為今日の朝もかなり遅めの出発となった。浜松駅に着いたのはお昼の少し前で、僕達は駅弁を買って普通列車に乗り込むことにした。ホームには6両編成の快速熱海行きと6両編成の普通熱海行きが止まっている。掛川に早く着くのは普通だが、快速に乗ることにした。理由はまだ空いているのと、その列車が快速だからだ。
浜松→東海道本線快速→掛川
浜松→掛川間の乗車券使用開始および使用終了
掛川に到着すると二俣線に乗り換える。忙しそうな路線から一気にのんびりとした路線に変わる。乗る車両もローカル線向けの313系3000番台になった。一つのボックス席には誰も座っておらず、僕達はそこでお弁当を広げて食べることにする。
掛川→二俣線→遠州二俣
枕崎→広尾間の最長往復切符復路掛川駅から使用再開
遠州二俣→二俣線→二俣本町
枕崎→広尾間の最長往復切符復路二俣本町駅で途中下車
復路は往路で無視した二俣本町駅で降りた。この辺りには僕が昔遊びに行った鳥羽山公園ってものがある。だから、久しぶりに行ってみることにしたのだ。昔は車で上っていたからあんまり感じなかったが、かなりきつい坂を登らないといけない。
「「へぇ、ここがナガシィの昔の遊び場。あの離れだけじゃなかったのね。」
と萌が辺りを見回して言う。
「失礼だな・・・。僕がいつもあそこにこもってたと思ってたの。」
「だって、ナガシィそこにいても飽きなさそうだもん。」
まぁ、飽きないのは否定しないけどさ・・・。
「何か、ナガシィも普通に子供だったんだなぁって思っちゃった。」
「悪かったなぁ・・・。」
「別に悪いとは言ってないよ。ただ、以外だっただけ」
「僕が外で遊んでるのってそんなに意外かなぁ・・・。」
「だって、ナガシィ外で遊んでるのほとんど見たことないし・・・。そりゃ、私が外に連れてくことは多かったけど。」
「・・・ああ、そういうこと。」
「そそ、そういうこと。」
僕は昔滑った滑り台に近づいた。滑る溝廃止で出来ているうえにかなり急だ。今触ってみるとかなり小さくなったと思うが、それと同時に結構怖いもので遊んでたんだとも思う。
「滑ってごらんよ。写真撮ってあげるよ。」
「いいよ。今更滑んないよ。」
「ええ。つまんないの。」
「つまんないってなぁ・・・。」
二俣本町→二俣線→西鹿島
枕崎→広尾間の最長往復切符復路西鹿島駅で途中下車
西鹿島→遠州鉄道西鹿島線→芝本
西鹿島→芝本間の乗車券使用開始および使用終了