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MAIN TRAFFIC7 -日本一の切符2745-  作者: 浜北の「ひかり」
枕崎→広尾(復路) 東北
158/270

7937T列車 いい迷惑

皇紀2745年5月8日(第76日目) 国鉄(こくてつ)米坂線(よねさかせん)小国(おぐに)駅。

小国(おぐに)米坂線(よねさかせん)米沢(よねざわ)

枕崎(まくらざき)広尾(ひろお)間の最長往復切符復路小国(おぐに)駅から使用再開

 小国(おぐに)駅から米坂線(よねさかせん)の列車に乗って米沢(よねざわ)に向かう。米沢(よねざわ)からは奥羽本線(おううほんせん)の列車に乗り換える。その前にホームで売っている売店で駅弁を買っといた。2店並んでお店をやっているため、どちらかに行くと何かお店の人に悪い気がする。ある意味お客に優しくないお店の出し方だ。

米沢(よねざわ)奥羽本線(おううほんせん)高畠(たかはた)

枕崎(まくらざき)広尾(ひろお)間の最長往復切符復路高畠(たかはた)駅で途中下車

 高畠(たかはた)駅には駅近くに足湯がある。ここら辺に来たら、これに入らないとなぁ。山形(やまがた)に来たって気がしない。

「向こうで最長往復切符したときも入ったよねぇ。」

「そうだな・・・。あっちじゃ「とれいゆ」にも乗ったっけ。」

「そうだったわね。相変わらず「とれいゆ」の足湯が15分しか入れないって言うのがなんとも残念よねぇ。」

「とれいゆ」とは新幹線の中に足湯が付いている列車である。

「確かに・・・。あれもうちょっとはいれればなぁ・・・。鉄道故に時刻に縛られるのは仕方ないのかもしれないけど。」

「・・・それもそうねぇ・・・。ところで、こっちでもそれが出来たら乗り行く。」

「あれは当たりだからなぁ・・・。足湯もちゃんと暖かかったし。」

 足湯からでたら、奥羽本線(おううほんせん)の普通列車で北へ向かう。

高畠(たかはた)奥羽本線(おううほんせん)山形(やまがた)

枕崎(まくらざき)広尾(ひろお)間の最長往復切符復路高畠(たかはた)駅から使用再開

 赤湯(あかゆ)を出るとしばらくして、白龍湖が見えてくる。この湖は有名なものらしく、今は堆積が進んでいるらしい。西暦1964年には水深が1.68メートルくらいになっているようだ。かなり水深無いと思ったけど、僕の身長と同じくらい深いのかぁ・・・。溺れられるね。

「まもなく、蔵王(ざおう)蔵王(ざおう)です。」

列車はスピードを落とし、蔵王(ざおう)という駅に停まる。この駅で大きい荷物を抱えたいかにも登山客と思わしき人間が降りていった。

「あの人ってどうするんだろうなぁ・・・。」

「へっ。蔵王(ざおう)って蔵王(ざおう)山にいけるんでしょ。」

蔵王(ざおう)蔵王(ざおう)山の最寄りかもしれないけど、ここから蔵王(ざおう)に行くより山形(やまがた)から蔵王(ざおう)に行った方が良いんだけど。」

「・・・じゃあ、何でここが蔵王(ざおう)。」

「・・・有名にあやかりたかったんだよ・・・。」

「あっ、うん。」

枕崎(まくらざき)広尾(ひろお)間の最長往復切符復路山形(やまがた)駅で途中下車

 山形(やまがた)駅からは手頃に行ける山形(やまがた)城址でも見に行ってみるか。


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