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MAIN TRAFFIC7 -日本一の切符2745-  作者: 浜北の「ひかり」
枕崎→広尾(復路) 北海道
149/270

7928T列車 道南の遊び

皇紀2745年5月4日(第72日目) 国鉄(こくてつ)胆振線(いぶりせん)倶知安(くっちゃん)駅。

 羊蹄山を見上げる倶知安(くっちゃん)市街。時間は7時を過ぎていた。ホテルからでてさっさと駅に向かった。胆振線(いぶりせん)の列車まで時間がない。

倶知安(くっちゃん)胆振線(いぶりせん)伊達紋別(だてもんべつ)

枕崎(まくらざき)広尾(ひろお)間の最長往復切符復路倶知安(くっちゃん)駅から使用再開

 最長往復切符は倶知安(くっちゃん)から函館(はこだて)にかけて「?」マークのように走る。最初に乗る胆振線(いぶりせん)は全区間を乗り通すのに3時間くらいかかる。今から乗り始めると、10時30分くらいに伊達紋別(だてもんべつ)に到着する。今日から明日にかけての間で北海道から脱する予定だが、果たしてどうだろう。

 伊達紋別(だてもんべつ)からは函館(はこだて)行きの特急列車「スーパー北斗(ほくと)」に乗る。ちょうどいい普通列車がなかったためだ。一駅だけで10分かそこらかの乗車のため自由席に乗り込んだ。ゴールデンウィークと言うこともあり、特急の自由席は満員だった。ちょっと失敗したかな・・・。

伊達紋別(だてもんべつ)室蘭本線(むろらんほんせん)特急「スーパー北斗(ほくと)」→洞爺(とうや)

枕崎(まくらざき)広尾(ひろお)間の最長往復切符復路洞爺(とうや)駅で途中下車

 洞爺(とうや)駅からはシャトルバスで洞爺(とうや)湖畔へと向かう。

 洞爺(とうや)湖は摩周(ましゅう)湖と同じカルデラに水がたまって出来上がったカルデラ湖だ。大きさは屈斜路湖、支笏湖に次いで3番目らしい。真ん中にある島は元々火口だった山なのかな・・・。まぁ、何でもいいか。

 今日もここはいい景色。さて、ちょうどお昼ご飯の時間にもなったし、僕達は食堂に入る。それが済んだら、洞爺(とうや)湖の辺りを少し歩き回り、洞爺(とうや)駅に戻る。洞爺(とうや)駅からは「スーパー北斗(ほくと)」でさっさと函館(はこだて)に急いだ。

洞爺(とうや)室蘭本線(むろらんほんせん)函館本線(はこだてほんせん)函館本線(はこだてほんせん)渡島砂原支線(おしまさわらしせん)函館本線(はこだてほんせん)特急「スーパー北斗(ほくと)」→函館(はこだて)

枕崎(まくらざき)広尾(ひろお)間の最長往復切符復路函館(はこだて)駅で途中下車

 函館(はこだて)駅まで戻ってくると、北海道の南へ北という実感が湧く。あれだけ広いと感じた北海道も終わりが近づいてきているが、まだ青函航路(せいかんこうろ)には乗り換えない。同じ「北斗(ほくと)」に乗っていた乗客のほとんどはさっさと青函連絡船の乗り換え口に急いでいた。僕達はそれを横目に函館(はこだて)駅の改札に向かった。

 改札の方へ行くと誰かがメガホンを使って演説しているらしい。その演説が僕達の耳にも途切れ途切れに届く。ちらりとそちらを見ると「ああ、いかにも」な主張をしているお察しな団体のようだ。

函館駅前(はこだてえきまえ)函館市交通局(はこだてしこうつうきょく)五稜郭公園前(ごりょうかくこうえんまえ)

函館駅前(はこだてえきまえ)五稜郭公園前(ごりょうかくこうえんまえ)間の運賃五稜郭公園前(ごりょうかくこうえんまえ)電停で下車時運賃精算の上乗車

 函館駅前(はこだてえきまえ)から路面電車に乗って五稜郭公園前(ごりょうかくこうえんまえ)で下車。星形の西洋風お城を上から眺めてから、五稜郭公園前(ごりょうかくこうえんまえ)から十字街(じゅうじがい)まで路面電車に乗る。

五稜郭公園前(ごりょうかくこうえんまえ)函館市交通局(はこだてしこうつうきょく)十字街(じゅうじがい)

五稜郭公園前(ごりょうかくこうえんまえ)十字街(じゅうじがい)間の運賃十字街(じゅうじがい)電停で下車時運賃精算の上乗車

 だが、ここから函館山に登って夜景を見るにはまだ時間がありすぎる。

「ちょっと時間を潰してから行こうか。」

今日はちょっと寄りたい特別な場所がある。僕はスマホでそれがあることを確認してから、歩き始めた。


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