7925T列車 きょうふの夜
皇紀2745年5月2日(第70日目) 国鉄深名線名寄駅。
置かれているキマロキ編成の近くには北国博物館がある。そこで展示物を見て、名寄駅に戻った。ここからでる普通列車はここまで乗ってきたキハ183系で幌加内から特急に変身する快速「深雪」札幌行きだ。この列車は朱鞠内まで快速運転をする。往路では止まった蕗ノ台も白樺も通過する。
名寄→深名線快速(幌加内から特急)「深雪」→朱鞠内
名寄→羽幌間の乗車券使用開始
名寄→羽幌間の乗車券朱鞠内駅で途中下車
朱鞠内まで戻ったら18時台にある羽幌行きの名羽線に乗り換える。しかし、名羽線の列車は17時頃までない。時間はまだ15時を少し過ぎたくらいで時間がある。それに名寄→羽幌間はぎりぎり100キロを超えている。途中の駅で下車しても問題はない。
「だけど、ここで何を見るの。」
それなんだよなぁ・・・。
僕はタクシーを拾った。駅前からものの5分で、この近くにある大きな人造湖朱鞠内湖の展望台に到達できる。朱鞠内湖は雨竜川第一ダムによって作られた湖。展望台から見える範囲全部湖って所は滋賀県の琵琶湖を彷彿とさせる。朱鞠内湖にある島も全部雪が残っていた。
朱鞠内駅に戻ってもまだ時間がある。
「ねぇ、ナガシィ。今日は羽幌に泊まったりする。」
「んっ・・・。うーん。まだホテル取ってないからなぁ。」
ちょっと考えないといけないなぁ・・・。
「まさか、ホテル変えて羽幌に泊まろうなんて言わないよねぇ。」
「んっ・・・。別に萌が泊まりたくないなら、他行くけど。」
「他行って。とにかくここら辺じゃ泊まりたくないから。」
「そう・・・。」
ちょっと泊まれるところを調べてみる。ここらじゃ嫌って事だから、留萌から下で調べてみるか。調べてみると留萌でも、深川でも、滝川でも、岩見沢でも泊まれる。そう言うと萌は「岩見沢」と即答した。
朱鞠内→名羽線・羽幌線→羽幌
名寄→羽幌間の乗車券朱鞠内駅から使用再開
羽幌駅まで戻ってきたら、特急列車に乗り換え。この列車はそのまま岩見沢方面まで直通するので一本でいける。
羽幌→羽幌線・留萌本線・函館本線特急「スーパーオロロン」→岩見沢
枕崎→広尾間の最長往復切符復路羽幌駅から使用再開
枕崎→広尾間の最長往復切符復路岩見沢駅で途中下車
その夜、ホテルで布団に入ったのだが・・・。
「萌・・・。」
「なぁに。」
「ちょっと離れてくれない。寝づらい。」
「いいじゃん。今日はこうして寝たいの。」
「・・・。」
「あっ、エッチはダメだからね。」
「はい、はい。」
これは寝れないことを覚悟した方が良いのかもしれない。