寝床と決意
今回は少し短めです!
ストーリーがちゃんと繋がるか些か心配です...
(;´∀`)
思い出すと泣きそうになる。
なぜ家を飛び出してしまったのか。
しかし今更後悔したところでもう家に戻れない。もう日が沈んで暗くなってきている。
街灯も無く、足元も見えない夜道で転げおちたりしたら大変だ。
それに今は少し着込んでいるから大丈夫だが、夜になると冷えるだろう。洞窟とか、なんでもいいけど寝床を探さないと。
そう思い、立ち上がろうと座っている芝生をそっと触る。人工芝のような冷たく、硬い感触を想像していたが意外と温かい。それに柔らかい。ここでも寝れそうだ。
少し安堵の息を吐き出す。
布団は...まあ、どうにかなるだろう。
勝手に来てしまったのに布団を出せなどと、相手が森だからってそんな贅沢は言えない。
森だって早く帰れと思っていることだろう。
話せないけど。
明るくなったら帰れないことも無いだろうが、どちらかと言うと帰りずらい。それにあんな威勢よく飛び出していった挙句、何の発展も学習もなく帰っていったら きっとまた同じ事を繰り返すだろう。
ここは面倒だが、なにか自分なりにけじめでもなんでも付けてから帰らないと自分の中で納得がいかいかない。さて、どうしたものか...
そう思いつつ歩いていると、用意されたかのように丁度そこにあった切り株に、これまた事前に準備されていたかのように、私の顔くらいのサイズの白兎が1匹、そこに座っていた。
次からはこれくらいか、少し長いくらいの文量で書いていきたいと思います!
(これ以上は作者が続かない)