表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界情報屋暮らし  作者: 紅い狐
堕天使降臨
97/174

第四の転生者の書3 獅子鳥高校の生徒と先生達3

〜神奈川 裕翔視点〜


私はしばらく人(?)達が手続きしていくのを眺めながらじっとしていた……

そして最後の一つが列から離れると綺麗な女の人は消えていった。

そしてお爺さんが話しかけてきた


「ふむ、とりあえずメアリアは皆の体と能力など設定してくるからの……もうしばし待っておれ……」


と言われた……

結構待つんだな……転生ってこんなに時間がかかるのか……しかし本当に死んだんだな……通り魔に殺された人とかもこんな感じで転生しているのだろうか……だとしたら前世の最後に聞いた通り魔事件の被害者……うちの生徒、村雨君もこんな風に転生していたりな……

そんな事を考えていると女の人が帰ってきた。


「お待たせしました。設定とスキル作り、終わりました。」


と女の人はお爺さんに話しかけた。


「ふむ……わかったぞ、では転生させるかの……もう一度言うが街は南にあるからの……150リアも持たせてある……おっと……言い忘れておったが……スキルとか見る時はステータスと言いながらステータスを開く意志を持っておれば開けるぞ……これだけの人が居るなら他の転生者に頼る事も無いかの……では、行くぞ」


その言葉と共に私の意識は途切れた。


「これだけ呼んだのです!転生者を呼ぶのはもう少し間隔を開けてください!分かりましたか!」


「まさかこんなに送られてくるとは思わなかったんじゃ……すまん、すまん」


最後にそんな言葉が聞こえてきた。


危ない……書き忘れかけてた……

はい、この高校は村雨守君の通う高校です。

今回生徒が集まっていた全校集会は通り魔事件で生徒が殺された為に行われた集会でした。

その時に大きな地震が起き、運悪く海の近くにある高校の体育館は崩れ津波が襲ってきました。

本編には書きませんが地震は一部の地域にしか起きず、津波も直ぐに収まり、高校が一つ潰れる程度の被害しか無かった様です。

一体、何処の神様がこんな地震を起こしたのでしょうね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ