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異世界情報屋暮らし  作者: 紅い狐
堕天使降臨
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64話 ハルバード侯爵4

昨日は普段書いている時間に寝落ちしてしまいました……起きたら七時でした……申し訳ありません……

〜ハルバード侯爵視点〜


俺は……俺達は今カフェに居る。

今日は会いたい人物が居るからその人物の行動を調べ、その人物がよく行くカフェに行くと嫁と娘に言った……それを説明したらそのカフェは嫁と娘の行きつけのカフェだったらしい……嫁と娘に付いていくと言われた……

正直少し黒い部分の話もあるから余り聞かせたくないのだが……それを説明した時の嫁と娘の少しがっかりした顔を見て連れてきてしまった……娘と嫁は俺と同じ席で二人で話していた……


(最近娘と嫁の話を理解出来ないし入れない……どう話しかけようか……目的の人物が来るまでどうしたら良いだろうか……)


そんな事を考えながら、俺は紅茶を飲みながら入ってくる客を眺めていた。

今の所、目的の人物は来ていない……貴族、一人の貴族、家族連れの貴族、兄妹らしき庶民と特に普通のカフェらしい客層だ……

娘と嫁の話を入るタイミングを伺いながらカフェの扉を見ていると……目的の人物がやってきた……

俺は近くに来た店員に話しかけ、その人物を俺の席に案内する様に頼んだ。

そしてその人物は店員に連れられてやって来た、その人物が来た途端、妻と嫁は話の邪魔にならない様に話し合いを中断してくれた……俺はその人物を見て


(昔、謝りに来た時からあまり変わってないな……)


そんな事を思っていると


「ハルバード侯爵様、ハルバード侯爵夫人様、リリー様、お久しぶりでございます。しかしハルバード侯爵夫人とリリー様はいつ見ても美しい……」


と……俺の目的の人……サマリ=ナマリは頭を下げてきた。


(性格も変わらないな……)


娘と妻はその言葉を聞いて少し微笑んでいた……


「あぁ、サマリ君、今日は君に用事があって呼んだんだ」


と言うとサマリ君は頭を上げて少し緊張していた。


「用事……ですか?また私の親が何かしたのですか……?」


とサマリ君は少し顔を強張らせていた。


「まぁ、そんな感じだ……詳しい事は私の家で話そう、今はここの料理を楽しみたまえ、今回は君の分も私が払おう、座りたまえ」


そう俺は言い、店員に椅子を持ってきて貰った。


「そう……ですか……ありがとう……ございます……」


とかなりしゅんとした感じで彼はお礼を言ってきた……

こうして俺は娘と嫁とサマリ君と共にカフェの料理を楽しみ、裏に止めていた馬車で娘と嫁とサマリ君を連れ俺の屋敷に帰り、娘と妻と別れサマリ君と共に俺は応接室に入った。


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