堕天使の書11 異世界生活日記3
カジリト八日
翼が生やせる様になってからまた暇になった……一応、飛べるらしいけど……室内で飛ぶ練習は厳しいらしい……
白夜からまた新しい本を沢山貰った。
今度はこの世界の神話や暮らしについてらしい……
我がスキルを覚えたら身分証明書や職業を紹介して一人暮らしさせるらしいから……覚えといて欲しいらしい…………
一人暮らし……14歳の我が……この世界で一人で……
カジリト二一日
この世界の神話を読み終えた、この世界は偉大なる創造神ナルウスは崇高な願いを持って世界を作り、知識の神メアリアは魔法やスキルを与え、技術の神ハルトルは技術を伝え、武術の神ジャルガは武術を伝え、邪神ウルミノは魔物を作ったと言われてるらしい……
そして堕天使についても書かれていた……昔一人の天使が居た、その天使は働き物だった……そんなある日、働くのをやめたらしい、理由は分からない、だがその天使は働かない罰として地上に落とされ、神に背いた罰で人間に捕まりその手で裁かれた。
これが一人目の堕天使らしい……
二人目の堕天使についてはかかれてすらいない……何でだろう……
白夜は兵器とか色々言っていたが……どの本にも裁かれたとしか書かれていない……どうして知っていたのだろう……
暮らしの方も読んでいたが……中々厳しいらしい……本当に我に出来るのだろうか……白夜にいつか相談してみよう……
 




