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異世界情報屋暮らし  作者: 紅い狐
堕天使降臨
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村雨の書8 “勇者”

ライトの取得法を変更しました。

光を集めるイメージ×

体の力を集めるイメージ○

光を集めるだと光魔法やんってもう一人の私がツッコミを入れました。

体調も回復してきたので投稿ペースを戻します。

〜村雨 守視点〜


俺は剣を振っていた。


魔王討伐のパレードが終わり、何ヶ月か経った、俺の周りには話しかけてくる人が増えた。

皆、俺に向かって勇者様!国の救世主!称賛の言葉を投げてくる。


違う……


皆が俺を見てくれている、最近では勇者の俺を可愛い子達が取り合ったりしている。


違う……俺は……


俺への皆の待遇や目線が変わった。今まで雑魚を見る目だったのが憧れの目になり、部屋も普通の部屋から豪華な部屋になり、誰も彼もが俺に従ってくれる……慕ってくれる……


違う……俺は……勇者なんかじゃない


俺は……俺は……魔王なんて倒していない……何でなんだ……俺が気絶している間に魔王が倒れた、なんて聞かされたが……絶対違う……あいつはピンピンしていた……あいつは余裕だった……あんな奴に俺が勝てるわけない……あいつは絶対に生きている……


それなのに……どうして俺が倒した事になっている……


俺は手に入れて分かった……俺が欲しかったのはこんな嘘で出来たハーレムや栄光なんかじゃない……俺は……ラノベ主人公の様に自分の実力でハーレムや栄光が欲しかったんだ……その為に頑張っていたんだ……


皆に勇者と言われる度に魔王の顔を思い出す。


勇者として可愛い女の子達に話しかけられる度に

この子達は国を救った勇者が好きであって俺が好きな訳ではない……

と言う気持ちが湧く


国全体に俺が嘘を付いている……そう思うと俺は……罪悪感で自殺しそうだ……


俺は剣を振り終え、部屋に戻ると部屋に黒フードの男がいた。

俺が何者か聞こうとすると

その男はこんな事を言ってきた。


「魔王を倒したいカ?強くなりたいカ?」


と……俺は……その言葉に驚き黙ってしまった……その男の言葉に頷いた。


「……分かったヨ……君に強くなる取っておきの情報を売ってやる……ネ」


その男は話し続けた。


「ワタシは情報屋ムーン、宜しく……ネ……転生者の勇者くん」


彼はニヤリと笑っていた。

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