堕天使の書6 疑問
我がそう言うと白夜は
「分かった……あー……とりあえず、罪花の部屋を取る、あと、これから毎日、何でも良いから物を俺から隠してくれ、そしたらスキルを覚える。魔法に関しては後日教える」
と言い、白夜が部屋から出ていった。
私は一人になり椅子に座りながら考えていた。
(良い人で良かった……しかも対抗策も知っていた……もしパレード中の転生者に突っ込んでいたら……我に皆注目して逮捕されておったな……そろそろ我が邪竜眼も封印しておくか……)
我は左目に眼帯を付けた。
そうしてると白夜が扉を開けて帰ってきた。
「隣の部屋が暫くの罪花の部屋だ、何かあったら部屋をノックしてくれ……俺は基本的に部屋に居るかスキルを鍛える為に森に行っているから……」
と言われた。
我は椅子から立ち、白夜に案内され隣の部屋に向かった。
隣の部屋も白夜の部屋と一緒でベッド、椅子と机、簡易的なクローゼットがあった。
我は今日一日の怒涛の出来事に疲れ、ベッドに倒れ込んだ。
(疲れた……今日はまだ明るいのに堕天使の我がこんなに疲れるとは……)
我は寝返りをうった。
そうして今日一日の出来事を振り返っていた。
我が死んで……神に会い……森に落とされ……本物の堕天使になり……森を歩き……先輩転生者に保護される……あれ?……そう言えば保護される事になったが……どうして白夜はここまでしてくれるのだろう……お金とかどうするのだろうか……我に下心とか有るのかも……全部言っている事は嘘ではなかったが……下心が無いとは出ていなかった……大丈夫なんだろうか……
我は少し不安になった。
お金に関しては聞いとかないといけないな……
我はそう思い布団から立ち、白夜の部屋へと向かった。




