堕天使の書4 先輩転生者
作者グラブルに手を出し始める。
〜神下 罪花視点〜
「俺は君と同じ転生者だよ」
そう彼は答えた。
それを聞き我は
「同じって……こんな沢山の能力に……それに……魔王って……」
と素で言葉が出てしまった。
「……はぁ……ちょっと俺に付いて来い、そこで話す。」
と言われた、我は彼の未知の能力や魔王と言うのが見えている……絶対、何かする気だ……
「……警戒しなくていい、行くのは俺の泊まってる宿屋だ、襲わないし、何もしない、説明するだけだ」
と彼は説明してくれた……
「……本当ですよね?」
そう言うと我の頭の中に嘘ではないと言う言葉が思い浮かんだ。
(これも邪竜眼の能力かな?そう言えば眼帯付け忘れていた……)
「……本当だな、我には嘘は通用しない」
我は邪竜眼の能力を信じて彼にそう伝えた。
「あぁ、本当だ」
「良かろう、この堕天使たる我を案内せよ」
我は彼の提案に乗った
「……あぁ、分かった」
彼は我の言葉に少し間を開けて答えた
そうして彼に付いていき、我は彼の言う宿屋に案内された……入った時に顔が怖いおじさんが我らを見ていたがあれは誰なんだろうか……本当に宿屋なの……?
そんな事を考えていると彼が二階に上がり、一つの部屋に入っていった。私もその部屋に入ると彼はベッドに座り、我を椅子に座る様に言ってきた、我は指示通りに椅子に座ると、彼に話しかけられた。
「……さて、まず何から聞きたい?」
と単刀直入に聞かれた……我は少し考えていた。
……まずは魔王について……かしら?能力に関しても気になるのがちらほらあったし……そもそもこの人は何者何だろう……?
「魔王について、能力の多さについて……貴方は何者なのか……」
と我も単刀直入に聞いた。
「あー……まずは魔王についてだ……この国の勇者を知ってるか?」
我は今日来たばかりだ……この国の事はあまり知らない……
「知らない……今日来たばかりだから……」
我は正直に答えた。
すると彼は
「……実はこの国の勇者は俺達と同じ転生者でな、それで魔王が必要だったから魔王の魔法を覚えたらこの称号が付いた、それだけだ」
と答えてくれた……
魔王が必要だった……?
「……どうして必要だったの?」
「勇者が生まれると魔王も一緒に生まれるから戦争になるんだよ、だけど、神が転生させた勇者だから魔王は居ない、居ない魔王との戦争でこの国が不穏になっていたんだよ、それを知っているのは俺だけ、だから終わらせる為にな」
と答えてくれた……
(……作り話じゃないわよね?)
と思うと頭の中に嘘ではないと思い浮かんだ……
「……嘘ではない見たいね」
「あぁ、で、能力の多さについてだが、それは俺がこの世界来て覚えたスキルと神から貰ったスキルとかだな」
と能力に関しても説明してくれた
我は彼のスキルを思い出してみた
……この世界では魔力無限や不老不死なんて出鱈目なスキルすら取れる世界なの……?これも聞いてみるしかないわね……
「……魔力無限とか不老不死とか覚えられるの?」
と聞いてみた。
「あぁ、その2つは神様から貰った能力だよ」
あれ?少しおかしくない……?神は確か能力は一つと言っておったが……?
「……神様は一つの能力を授けると言っていたけど……?」
私は疑問に思った所を素直に聞いてみた。
「俺の時はそんな個数制限無かったぞ?」
と彼は言った
(……本当かしら?)
そう思うと嘘ではないとまた頭に浮かんできた。
……この人は今の所、我の質問に全て素直に答えてくれているわね……しかし、神様が複数の能力を渡す人ってどんな人なのかしら……?
「……嘘……ではない見たいね」
「あぁ、最後に、俺が何者か、だ……俺は暗狩白夜、転生前はサラリーマンをしていた。今は……まぁ、色々やって稼いでいる。」
(サラリーマン……?普通のサラリーマンがそんな複数の能力をなんで……本当なの!?)
嘘ではないと頭の中に帰ってきた……
「……そう」
この人は正直に答えてくれたわ……恐らく……悪い人ではないわね……そう言えば我も自己紹介はまだだったわね……
「分かったわ……全部、本当見たいね、我は神下罪花、転生者の堕天使よ」
色んな人の視点で書くのは主人公は主人公でありながら裏方の情報屋だからです。




